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女性ホルモンとからだ・心の関係から学ぶ、自分を大切にするために知っておきたいコト

日々、仕事や家事・育児などのマルチタスクに追われ、私たちはつい自分をあとまわしにしがち。でも心とからだに変化が訪れる大人こそ、自分をいたわることが不可欠です。産婦人科医の高尾美穂先生に、その重要性を伺いました。

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お客様に聞きました!自分ファースト白書

キクラボでアンケートを取り、177名の方にご回答いただきました。

今、自分を大切にできていると感じますか?

YESとNOの人数は同じくらいですが、全体の約4割が「どちらともいえない」と回答。

「どう大切にすればいいのかわからない」と悩む方が多い印象でした。

自分を大切にする方法は?

■ 自分のキャパを知って、無理をしないようにする。(オキロンさん)

■ おいしいものを食べる幸せ、ペットとまったりできる幸せ、ここちよく眠れる幸せなどに感謝の気持ちをもつ。(さっちゃまさん)

■ 癒やされる時間(推し活とか)を作る。からだが疲れていたらなるべく無理はしない。(ひなこさん)

「これをしている私が好き」と思えるT I P S をもっておくと◎

お気に入りの化粧品などモノに頼ってもいいし、「よく寝て元気な私は最高!」でもいい。自分にとっての「いいコト」がたくさんあると、「私は大丈夫」と思えて心が前向きに。自分を大切にするうえで、大きな支えとなります。(高尾先生)

大切にできていないと感じる理由は?

■ PMS、月経困難症、生理不順……。寝込むほど辛いのに我慢して動きまわって結局倒れちゃうことも。(みそさん)

■ 自分と家族、どちらをより優先的に大切にするべきかがわからない。(チハヤさん)

■ 人と衝突するのが怖いです。自分が折れればなんとなく丸く収まると思ってしまいます。(さやこさん)

自分ファーストではなく“自分たちファースト”でいい

必ずしも自分を最優先にしなくても大丈夫。子育てや介護をしているなら、「自分たち」ファーストでいいんです。この先自由な時間ができたとき心に穴があかないように、やりたいことや行きたい場所をメモして、リスト化しておくのもおすすめです。(高尾先生)

自分が幸せを感じることで周りも幸せにできる

私が考える「自分を大切にする」とは、自分が望むような時間の使い方ができているかどうか、ということ。それが自分ではなく家族のためだとしても、誰かのために使う時間が有意義だと感じるなら、自分を大切にできているのだと思います。また、女性には生理前や更年期など、さまざまな不調が訪れます。そんなときは、自分を優先し、自分の“ご機嫌”を積極的に手に入れにいく姿勢があっていい。それは、決してわがままなことではないですし、罪悪感を覚える必要もありません。前提として「自分が幸せじゃないと、周りを幸せにできない」ことを心に置いていきましょう。

もし、時間や体力に余裕がなく、自分を大切にできていないと感じるなら、パートナーや職場の人、友人など、周囲の人と話してみてください。悩みを聞いてもらうだけでも心にゆとりが生まれますし、時間の使い方を自分寄りにシフトできるようなアドバイスをもらえることもあるのではないでしょうか。

とはいえ、「自分で何でもできて一人前」という風潮があるせいか、悩みを自分で抱え込んでしまう人も多いでしょう。でも、人に頼ることができて初めて一人前だと私は思っています。勇気を出して声を上げることも、自分を大切にするための、第一歩かもしれません。

自分を大切にするために女性ホルモンについて学ぼう

揺らぐ時期や症状を理解すると心もからだも楽になります

卵巣から分泌されるホルモンを、世の中では女性ホルモンと呼びますが、その代表は「エストロゲン」。エストロゲンが減ると、更年期症状などさまざまな不調が表れます。

ホルモンの変動によって生じる不調は、どの時期にどんな症状が起こるのか理解しておくと、漠然とした不安は取り除かれ、心身の変化にも対応できるようになるでしょう。治療もセルフケアも、今は多様な選択肢がある時代。我慢してやり過ごす人も多いけれど、心身が元気ならもっと楽しく過ごせたのに……と後悔するのはもったいない。女性の揺らぎは外から見てもわからないことが多く、辛いことを周囲に伝えることも、実はすごく大切です。

また、女性ホルモンのマイナス面ばかりを見ると、振りまわされてしまうことも。美しさやすこやかな骨・血管を保てるのは女性ホルモンのおかげ。40年もの間私たちを守ってくれているのだから、上手に付き合っていけるといいですね。

20~30代

生理前にホルモンが減りモヤモヤした不調が起こる

この年代の大きな悩みが月経前症候群(PMS)ですが、PMSが起こるのは、卵巣機能が正常で生理周期が安定している証。からだに異常はないのにモヤモヤした不調が増え、気分の落ち込みやイライラ、眠気、便秘やむくみなど症状は多岐に。無理しがちだと、不調が重いことが多いです。

TIPS

辛いのは心かからだか理解し、症状に合った対策を。生理前は無理せず、ストレス解消も心がけて。婦人科では漢方や低用量ピルが用いられることも。

COLUMN

PMS改善のために優先すべきは睡眠の確保

睡眠不足はメンタル面への影響が大きく、自律神経が乱れる原因に。PMS期間は体温が高く夜も熟睡しにくくなるため、普段から睡眠リズムを整えて。特にイライラが強い人は7~8時間睡眠を意識。

40~50代

エストロゲンの減少が更年期症状の原因

日本人女性の平均的な閉経は50歳。個人差はありますが、40代半ばに生理周期がバラつき始め、エストロゲン分泌量が変動をくり返しながら減少し、閉経に向かいます。閉経の前5年・後5年の計10年が「更年期」で、この間に表れる不調を更年期症状といいます。

TIPS

更年期症状を経験するのは約6割。さらに不調のため生活に支障が出る状態を更年期障害といい、全体の3割弱ほど。辛いなら迷わず婦人科の受診を。

更年期症状の大きな原因は自律神経が起こすパニック

エストロゲンの分泌指令を出す脳の視床下部は、自律神経もコントロールしています。更年期になると「ホルモンを出して」という指令に卵巣がこたえられず、視床下部が混乱して自律神経もパニックに。ホットフラッシュや倦怠感、憂うつ感などを引き起こします。

TIPS

「そういう時期」と認識し、自分を責めないことも大事。有酸素運動でホットフラッシュ改善するなど、生活習慣の工夫で症状が軽減することも。

COLUMN

幸せホルモンも減ってリラックスしにくくなる! ?

エストロゲンが減るのと連動し、幸せホルモン「セロトニン」も減少。また30~40代にかけてリラックスに大切な副交感神経の活動も低下。アロマテラピーや音楽、呼吸法などで、安らぎの時間をもって。

COLUMN

更年期は肌が乾燥しがち。スキンケアをしっかりと

エストロゲンには、うるおいやハリを保つコラーゲンの生成を促す働きが。更年期に入り分泌量が減ると肌は乾燥し、深いシワも増加。スキンケアと同時にタンパク質もしっかり摂って。

50代半ば~

心身の揺らぎから解放され新たなステージへと突入

閉経後はエストロゲン分泌がほぼなくなり、生理や揺らぎによる不調から解放される“凪の時期”。しかし、エストロゲンが守ってくれていた期間も終わるため、生活習慣が健康に直結。骨や血管、コレステロール値などのトラブルが増加したり、食欲が増してやせにくくなったりします。

TIPS

骨はまず顔から減っていくため、骨密度の維持は美容面でもとても大切。食事はカルシウムとビタミンD、Kを意識し、食事に牛乳1杯をプラスする習慣を。

COLUMN

ホルモン補充療法で閉経後の変化に対応できる

薬でエストロゲンを補い更年期症状を緩和する「ホルモン補充療法」。骨密度の低下を抑える、血中コレステロール値を下げるなどのメリットもあるので、閉経後の女性の健康を維持する選択肢に。

教えてくれたのは...
高尾美穂先生

イーク表参道副院長。女性に寄り添った治療で健康をサポートしながらTV出演や講演など多方面で活躍。リスナーの悩みに答える音声配信番組『高尾美穂からのリアルボイス』は、1400万回再生を超える。

撮影/中垣美沙 イラスト/コナガイ香 文/橋場鈴里

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