夏には夏のベースメイクを!くずれないアイテム選びとテクニック|美容のプロに聞いてみました!
気温が上がり、だんだんと夏の気配を感じる今日この頃。高温多湿な日本の夏は、汗、皮脂、湿度などによるメイクくずれに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
今回は、夏ならではのアイテム選びのポイントと、くずれないベースメイクのテクニックをご紹介します。
汗、皮脂、湿度…。気づいたらテカテカ・ドロドロに!?
雨が多い梅雨はもちろん、高温多湿な日本の夏はジメジメムシムシと不快指数はMAXに。湿気や汗、皮脂の過剰分泌で、気づいたら肌はテカテカ・メイクはヨレヨレということもありますよね。
夏のベースメイク、アイテム選びのポイントは?
梅雨~夏の時期、くずれないベースメイクを実現するためには、アイテム選びがとても重要!以下の3点を意識して下地やファンデーションを選ぶようにしましょう。
1:軽めのテクスチャーを選ぶ
皮脂が分泌されやすい夏は、保湿重視なクリームファンデーションなど、こっくりとしたテクスチャーやオイルリッチなアイテムは不向きです。できるだけテクスチャーが軽いものを選ぶようにしましょう。
2:サラリと仕上がるアイテムを選ぶ
下地やファンデーションは、テクスチャーだけではなく仕上がりも軽めを選びましょう。秋冬はクリームファンデーション、春夏はパウダーファンデーションなど、季節によって剤型を変えるのもおすすめ。また、リキッドファンデーションやBBクリームを使用している方は、それだけでメイクを完結させず、仕上げにフェイスパウダーを重ねるのも◎です。表面がサラリと仕上がるので快適に。
3:ラスティング効果が高いものを選ぶ
皮脂くずれ防止に特化したアイテムへの切り替えや部分使いも有効。アイテムを選ぶ際には、「皮脂吸収」「テカリ防止」「ロングラスティング」等の記載の有無にも注目してみましょう!
くずれないベースメイクを作る3つのポイント
アイテム選びと同時に、メイクをする際のポイントも押さえておきましょう。ちょっとしたコツをマスターすることでアイテムの特性を最大限に生かすことができ、仕上がりもアップします。
1:スキンケアをしっかりなじませる
くずれないベースメイクのためには土台作りも重要。たっぷり保湿をして時間をおき、スキンケアアイテムが肌になじんでから下地やファンデーションを塗りましょう!なじんでいない状態でメイクの工程に入ると、ヨレやすくなってしまうので要注意。とくに乳液や保湿液がなじみにくいと感じるときは、ゆっくりハンドプレスする、ティッシュオフする等の工夫をしてみてください。
2:皮脂が出やすい場所は念入りになじませる
目元や口元といったよく動く場所や、Tゾーンや小鼻などの皮脂が出やすい場所は、とくにメイクがくずれやすい部分。下地やファンデーションをしっかりフィットさせないとすぐにヨレてきてしまいます。指の腹を使って下地を均一に塗るなど、他の部分によりも念入りになじませることを意識しましょう!
3:パフやブラシを上手に使う
下地やファンデーションのつけすぎもくずれの原因のひとつ。パフやブラシを使うことで、量を調整したり塗りムラを防止したりすることができます。適量をしっかり塗り広げられるので、くずれにくいベースが完成します。
SPF40 PA+++
透明感・化粧もち・UVカットを叶えてくれる優秀下地です。ラベンダーカラーでくすみを飛ばし、サッとのばすだけで、皮脂ブロックパウダー*1が皮脂を吸い込んでギュッと固定化。メイクをくずさず、ツヤめく仕上がりをキープしてくれます。ファンデーションとピタッと密着するように設計されているので、フィット不足によるくずれを防止できます。
*1 (HDI/トリメチロールヘキシルラクトン)クロスポリマー、ヒドロキシアパタイト、酸化亜鉛
クリーム状の部分用化粧下地。光を操るパウダーの働きによって気になる毛穴をふんわりぼかしてくれます。植物性ひきしめ成分*2も配合されており、テカリや化粧くずれも防止。表面をサラッと仕上げてくれるので、ファンデーションのノリもアップします。
*2 ハマメリス葉エキス配合
SPF50 PA++++ ウォータープルーフ
汗や皮脂と混ざりにくい仕様のファンデーションで、サラサラの状態を長時間キープできるアイテム。高SPFで、メイクくずれだけではなく紫外線から肌を守ってくれます。化粧下地・日焼け止め・ファンデーション・フェイスパウダーと四役こなす優れもの。1つでベースメイクが完了するので、ひとつ持っておくと便利です。
SPF30・PA+++
皮脂が出るほどくずれにくさを叶えるという、逆転の発想を用いたパウダーファンデーション。サラサラパウダーが皮脂を抱え込み、テカリを防止してくれます。さらに、素肌感ある軽やかなつけ心地で、厚塗り感ゼロを実現。付属のパフは適量を均一に伸ばしやすく、くずれの原因を防ぎます。
季節ごとにアイテムと塗り方を変えてみて
これからの季節は、夏ならではの肌悩みに合わせてアイテム選びと塗り方を変えるのがコツ。ポイントを押さえて、夏の暑さや湿気に負けないベースメイクを実現しましょう!
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監修/島田久美子
構成・編集/清水尚美・伊藤幸子