先手のUVケアこそ明るい肌に近づく鍵!初夏の日焼け止めの選び方|美肌レッスンA to Z
本格的なUV対策は夏を迎えてから…という方もいらっしゃるのでは?しかし、紫外線は春から徐々に増え始め、初夏になるとくもりの日や屋内でも日焼けのリスクが高まります。今回のレッスンは「初夏のUV対策」。初夏の肌環境に合わせた日焼け止めの選び方と、おすすめアイテムをご紹介します!
さらに、おうち時間が増えたことや日常的なマスクの着用により、紫外線対策は一層怠りがちに…。しかし、屋内にいても、自然光と同じように紫外線は窓から入ってくるため、日焼けのリスクは大いにあります。マスクも種類によっては紫外線が透過するので、着用中でも油断は禁物なのです。
地表に降り注いでいる紫外線にはUV-A、UV-Bの2種類がありますが、この時期とくに気を付けたいのがUV-A。5月から7月にかけて量がピークになるのです。また、UV-Aは真皮の中層にまで到達するので、シミやしわの原因に。さらに、窓ガラスをも透過することから、外出時だけでなく屋内にいるときでもしっかり対策することが重要です。
■初夏の日焼け止め選びのポイント
まず、日焼け止めのUVカット効果はサンケア指数(SPF・PA)で表されます。SPFはUV-Bの防止効果を示し、1〜50+の数字で表記されています。一方、PAはUV-Aの防止効果を示し、+の数(MAXは4つ)によって強さを表しています。それぞれ数値や+の数が多いほど、効果も高くなるのです。
SPF値 | ・UV-Bの防止効果 ・1~50+で表記 |
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PA値 | ・UV-Aの防止効果 ・+の数(最大4つ)で表記 |
■おすすめアイテムをチェック!
ここからは、初夏のUV対策におすすめの日焼け止めをご紹介。アイテムにより異なる魅力があるので、シーンや好みに合わせてぴったりのものを選べます!
SPF 50+ PA++++ 酸化しやすい油分不使用
医薬部外品
Wナイアシン*2が配合されており、日焼け止めでありながらシワ改善と美白*1ケアにもアプローチする、まさに美容液のような日焼け止めです!みずみずしく軽やかなテクスチャーで、毎日快適に使用可能。UV-Aが強まる今の時期から、先手のUV対策として取り入れてみては?
*1 メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
*2 ナイアシンアミド
SPF 30 PA+++ 無油分
紫外線吸収剤不使用。きしみや乾燥がなく、まるで素肌のような付け心地の日焼け止めです。季節の変わり目など、肌が敏感なときにも使いやすい!やさしい使い心地の日焼け止めを求める方におすすめです。
SPF 50+ PA++++ 酸化しやすい油分不使用
スーパーウォータープルーフ*3
パウダータイプの日焼け止め。ベースメイクの仕上げはもちろん、ファンデを塗りたくない日のナチュラルメイクにもおすすめ。持ち運びに便利なコンパクトタイプなので、お直しアイテムとしても◎。汗や皮脂に強く、明るいサラサラ肌をキープします。厚塗りにならないので、紫外線がとくに気になるときには重ね塗りしてもOK。今の時期から持っておけば秋頃まで重宝します。
*3 化粧持ち性能
紫外線対策は、早め早めに行うのが重要です。中には、この記事を読んで「まだ全く紫外線対策をしていなかった…!」と焦りを感じた方もいらっしゃるかもしれません。UV-Aの量がいよいよピークを迎える初夏。UVケアの重要性に気づいた今日から、さっそく本格的な紫外線対策を始めてみませんか?まずは、相棒となるお気に入りの日焼け止めを見つけてみてくださいね!
監修/島田久美子
イラスト/二階堂ちはる
編集/清水尚美