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救世主は“食べ合わせ”!会食シーズンを罪悪感ゼロで楽しみたい|なんでも相談室「今日はどうされましたか?」#23

スキンケアに関する疑問から、カラダのお悩み、生活習慣のことまで、みなさんが気になることならなんでもOKの相談室。毎回、1つの悩みをテーマとして取り上げ、お答えしていきます。

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お悩みにお答えするのは…
相談員 岸村 康代

管理栄養士、野菜ソムリエ上級プロ。自身も長年リバウンドを繰り返しダイエットに悩んだ経験や、その後15kgの減量に成功した経験を生かし、目的別に効率よく栄養を摂取する“パワーフードスタイル”を提唱。商品開発やメニュー開発、講師、メディア出演など幅広く活躍中。著書に『食べなかったことにできるダイエット:やせる食べ合わせの法則』(三笠書房)など。

助手 清水 尚美

ビールと白米が大好きな元美容メディア編集者。「食べるために生きている」と言っても過言でないほどの食いしん坊。30歳を過ぎてから10kgを超える減量に成功したが、好きなファッションを楽しむことや健康維持のために、リバウンドしないように気をつけている。


本日のお悩み

会食シーズン到来。食べたい、飲みたい…、でも、太りたくない!

年末年始にかけて会食の予定がたくさん。食べて、飲んで、楽しみたい!でもその後、体重計に乗るのが怖い…。罪悪感も体への負担も減るようなアイデア、ありませんか?

“何をどう食べるか”次第で、会食ごはんの質が変わる

写真:清水
清水
私も毎年この季節になると、「食べたい、飲みたい、でも太りたくない!」と思ってます。でもついつい食べ過ぎちゃって、後になって後悔するんですよね〜。

写真:岸村
岸村
私も食いしん坊なので、気持ちはよくわかります(笑)。でも無理な願いじゃないですよ。要は、いかに食を楽しみながら健康になるかが重要です。

写真:清水
清水
何かいい方法があるんですか!?

写真:岸村
岸村
“食べ合わせ”を利用しましょう。そもそも「食事」は生命維持や健康維持に必要な栄養素を摂取するために、さまざまな食材を組み合わせて食べること。食材そのものが持つ栄養素、特性を活かした組み合わせで食べることで、1つの食材だけを食べるよりも、より効果的に栄養が吸収できる、胃腸への負担を減らすことができるなどのメリットがあります。

\例えば、相性◎な食べ合わせ/

トマト×オリーブオイル

トマトに含まれる強い抗酸化作用を持つ色素「リコピン」は脂溶性。油との相性が良く、例えばオリーブオイルなどの油と一緒に食べると、リコピンの吸収性が高まる。

ヨーグルト×おからパウダー

発酵食品と食物繊維を組み合わせることで、腸内環境を整える力がさらにUP。不溶性食物繊維を持つおからパウダーは、水分を吸収して膨らみお腹の調子を整える性質があるため、水分を多く含むヨーグルトと一緒に食べるのがおすすめ。おからパウダーはきなこでも代用OK。

 

写真:岸村
岸村
トマト×オリーブオイルは抗酸化、ヨーグルト×おからパウダーは腸活と、目的別に食べ合わせを考えることもできます。

写真:清水
清水
毎日の食事に取り入れやすそうですね。それでは会食シーズンにおすすめの食べ合わせについて教えてください!

 

胃腸にやさしい、二日酔い防止、ダイエット効果…。今の時期にぴったりの食べ合わせ


消化をサポートする食べ合わせ

写真:岸村
岸村
まず、胃腸を助け、消化のサポートになる食べ合わせから。おすすめなのは卵、お肉、大豆製品などのタンパク質とキャベツに含まれるビタミンUの組み合わせ。タンパク質は胃の粘膜の材料としても大切ですし、ビタミンUは胃粘膜を保護してくれますよ。

 

\消化をサポートするメニュー例/

ミネストローネ・半熟卵トッピング
豆乳の野菜鍋

二日酔い対策になる食べ合わせ

写真:清水
清水
お酒を飲む機会も多くなるので、アルコール対策になるものは何かありますか?

写真:岸村
岸村
アルコールをよく代謝するためにはビタミンB1が必須。豚肉、えのき、ニンニク、枝豆といったビタミンB1が豊富な食材同士が組み合わせたものをいただきましょう。

 

\二日酔い防止のためのメニュー例/

枝豆のニンニク炒め
えのきの豚肉巻き

 

写真:岸村
岸村
さらに、二日酔いの原因とされるアセトアルデヒドや細胞を傷つけてしまう活性酸素もスムーズに排出しておきたいですから、お酒を飲む時と飲んだ後はお水をしっかり飲むことも大切。水分を摂るなら、アルコールの分解を早めてくれて、抗酸化作用があるリコピンを含むトマトジュースもおすすめです。

 

カロリーオーバーを防ぐための食べ合わせ

写真:清水
清水
食べ過ぎになるのを防ぐ食べ合わせも教えてください!

写真:岸村
岸村
カロリーオーバーにならず、でも満足感は得られるものを選ぶといいですね。食べ過ぎてしまうケースでよく見かけるのが、糖質や脂質が中心で食物繊維とタンパク質が不足している食事。おすすめは魚介類です。脂肪が少ない上、ミネラルも摂れますよ。野菜や海藻類などの食物繊維と一緒に食べるとベストです。

\食べ過ぎ防止のメニュー例/

アサリの酒蒸し
魚のカルパッチョサラダ

写真:清水
清水
でも先生、お肉が食べたい時もあります…。

写真:岸村
岸村
それなら低脂肪なタンパク質を。豚肉より鶏肉、豚肉ならバラ肉よりはヒレ肉、牛肉なら霜降りよりも赤みのヒレ肉やグラスフェッドビーフ(牧草のみを食べて飼育された牛のお肉)の方が低カロリーで、より多くタンパク質が摂れますよ。

 

注意したいのは、やっぱりあの食べ合わせ。

 

写真:清水
清水
気をつけた方がいい食べ合わせは何になりますか?

写真:岸村
岸村
それはもう、糖質×糖質、糖質×脂質、脂質×脂質、に尽きます。丼と麺類のセットやクリームたっぷりの甘いドリンクにケーキ、脂身の多い肉を揚げたものなど…。

写真:清水
清水
ですよね…。その組み合わせの中でも特に避けた方がいいものってありますか?

写真:岸村
岸村
どれが悪いかは、実は個人差があるんです。例えばご夫婦で同じものを食べても、一方は血糖値が先に上がるのに、もう一方は血圧と中性脂肪への影響が顕著だったり。その人の体質によるところが大きいと思います。ただ、砂糖などの精製された糖質と動物性脂肪は太りやすいことが近年の研究でわかってきていますから、その組み合わせを避けるのは一つポイントですね。

 

体への負担も罪悪感も少なめ、でも楽しく会食シーズンを過ごすために

 

写真:岸村
岸村
私も会食の場だと本来の食いしん坊の素が出てしまって(笑)、いっぱい食べてしまう方。でも“ボリュームはあるけど低カロリー”なものを選んだり、翌日は食物繊維たっぷりのものを食べて排出のサポートをしたり、野菜が多めのヘルシーな食事にしたりと、リセットするように工夫をしています。

写真:清水
清水
コース料理やプリフィックスの料理など、どうしても自分で選べないこともありますよね。そういった時はどうされていますか?

写真:岸村
岸村
その時はもう割りきって楽しむことにしています(笑)。「太ってしまうかな」と気にして食べるよりも、楽しんで会話しながら食べる方が消費カロリーも上がりますし、そのあとできちんとリセットすることができれば大丈夫です。せっかくの場ですから、楽しむことを優先しつつ、無理のない対策と工夫で乗りきりましょう!

 

本日の学び

おいしい食事とお酒がなにより大好きなので、年末年始の会食は楽しみな行事のひとつ。おつまみの定番・枝豆ペペロンチーノやイタリアンでおなじみのトマトとオリーブオイルの組み合わせは、おいしいだけではなくて食べ合わせ的にもいいなんて驚き!相性を知っているだけで「我慢しなきゃな~」と思っていた食事シーンがより楽しくなるかもしれませんね。(清水)

監修/岸村康代
編集/間野加菜代(Cumu)
イラスト/itoaya

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