マスクで目元しか見えていないのに、“顔色が悪いね”と言われるのはなぜ!?|なんでも相談室「今日はどうされましたか?」#5
スキンケアに関する疑問から、カラダのお悩み、生活習慣のことまで。みなさんが気になることならなんでもOKの相談室がオープン。毎回、1つの悩みをテーマとして取り上げ、お答えしていきます。
- 助手 清水 尚美
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元美容メディア編集者。オルビス入社後はアプリコンテンツの制作を担当。スキンケアよりもメイクが得意で、好きなメイクアイテムはピンクカラーのアイシャドウ。顔色はくすみよりも赤みが気になるタイプ。
本日のお悩み
元気なのに、“顔色が悪いね、具合良くないの?”と心配されがちです。
マスク着用で目周りしか見えないはずなのに、“顔色が悪いね”とよく心配されてしまいます。目周りの印象を変えることで、顔色を良く見せることってできますか?
“目の下の影”と“メイクの重心”がカギ
清水顔色が悪い=チークで血色感を足す、と考えがちですが、そもそもマスクで見えないですよね…。マスクをしているのに顔色が悪く見えるのって、何が原因なんでしょう?
柳野原因は2つ考えられますね。まず、目の下に影ができていること。そして、メイクの重心が下に下がっていること。このどちらかの状態になると具合が悪そう、顔色が暗いなという印象になるかなと思います。
清水「メイクの重心が下がっている」ってどういうことですか?
柳野「顔の下の方に視線が行くメイク」ということです。ただ、マスクをしているとチークもリップも見えないので、目元や頬の高い位置にポイントがないと全体的に下がって見え、暗く疲れたような印象を与えてしまうんです。
清水なるほど。つまり、マスクから見えている部分のメイクの工夫する、ことで、顔の印象を明るくすることができるんですね!
柳野その通り。今回はコンシーラーとハイライトを目周りに使って、顔色を良く見せるテクニックをお教えします!
ターゲットは“涙袋の下”と“目のキワ”
柳野まず、目の下の影をカバーする方法から。
清水影を消すアイテムといえば、コンシーラーですね。
\ひと塗りで明るい目元に/
光拡散効果のあるパウダーを配合。薄づきの自然な仕上がりで、透明感のある明るい目元に導きます。(柳野)
- なんでも相談室#3をおさらい!
柳野コンシーラーは目のキワまでつけず、涙袋の下だけにのせるのがポイント。涙袋の下をワントーン明るく見せることで、メリハリのある明るい印象にすることができます。そしてハイライトで目のキワを明るくして、より立体感を出していきます。
清水ハイライトはどんなものでもOKですか?
いいえ、ハイライト選びにもポイントがあるんです。ハイライトといえば、白や明るいベージュ、ペールピンクをイメージされる方が多いと思いますが、涙袋に自然な明るさを与えるハイライトを使用する場合は、肌なじみカラーを選ぶのがベター。実は#3でご紹介したフォートーンズスタイリングアイズは、ハイライト使いもできるんです。今回はフォートーンズスタイリングアイズのアイベースをハイライトとして使います。
4色パレットの左上にあるアイベースですね。
基本はアイメイクに使用したパレットのアイベースを使うと、全体の色のバランスが取れるので◎。目のキワにさっとのせたら、目の下の影はもう気にならないはず!
\ワントーン明るい目元に/
高密着成分配合と保湿成分を配合し、きれいな発色が長続きします。肌なじみ抜群のヌーディなベージュ系カラーはハイライトとしても優秀。(柳野)
\自然な温かみもプラス/
明るさに加えて、温かみをほんのり足すならこの色がおすすめ。素肌の色とケンカしない絶妙な色合いです。(柳野)
ハイライトのポイント使いで、顔の重心が上がる!
柳野次に、メイクの重心を上げていきましょう。こちらもハイライト使いで解消できますよ。フォートーンズスタイリングアイズの左下にあるグロッシーパウダーをハイライト代わりにして、ポイント使いしていきます。
清水幅広めに入れるというより、ポイント使い、というのが重要そう…。
柳野そうなんです。普段通りチークを入れた後、にこっと笑って一番頬骨が高くなる部分にだけ、グロッシーパウダーを指でトントンと重ねづけします。それだけで、繊細なパールが光を集め顔の重心が上がって見えるので、明るい印象に仕上がるんです。
清水マスクをしても目に入る部分ですね。入れるだけでほのかにツヤ感が出て、華やかな雰囲気にもなりますね!
本日の学び
目元の印象で顔色も明るく見えるなんて、盲点でした…!チークで血色感を足すよりも、顔に立体感と抜け感が出て、大人な仕上がりになるのも◎。今日から早速実践します!(清水)
監修/柳野理恵
編集/間野加菜代(Cumu)
イラスト/itoaya
- ハイライトでツヤ&立体感をアップ!
- 私に似合うアイカラーは?