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自分の力を高める、脳との付き合い方|自活力スイッチをO N にする方法

快適なからだをキープするには、ほどよい運動や栄養が不可欠です。同じように私たちの脳にも、いい状態を保つためにふさわしい使い方があります。医学的な観点から心身を活性化させるコツを聞きました。

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揺れはあって当たり前。いつも好調を目指さず〝最適な私〞でいること

毎日をなんとなく過ごすのではなく、より快適に、いきいきと過ごすには? その疑問に答えてくれたのは、予防医学の観点からウェルビーイングを提唱する石川善樹さんです。「まず気をつけていただきたいのが、女性の場合は特有のリズムがあるということ。いつも元気でいようとするのは無理があります。それよりも、振り子の揺れのように自分のリズムを把握し、そのときどきで最適な状態を目指すのが、自分を活性化させるコツだと意識してください」

たとえば女子旅などで盛り上がった後、帰宅してどっと疲れてしまった経験は誰しもあるはず。旅行のようなイベントでのリフレッシュもいいけれど、それにはクールダウンも必要だし、好調が続きすぎると疲れてしまう、と石川さんは語ります。それよりも、日常に潜んでいる活性化のスイッチをオンにするほうが効果的だそう。具体的なテクニックは、別の記事(*下記参照)でご紹介しますが、まずは、スイッチをオンにするための気持ちのあり方を聞きました。

ドキドキで活性化。人やモノにときめくテクニックを磨いて

「予測可能な毎日は、退屈でツライんです。それに対し、ドキドキがある、〝好き〞がある日々は人間を活性化させてくれます。対象は人でもモノでもいいのですが、広い意味で〝好きになる力が強い人〞はいきいきしていますね」

面白いことに〝好き〞も能力で、磨くことができるそう。

「人と接するとき、まずは私たちは同じ人間で、似たところがあるよね〞から始めてみましょう。相手に自分との共通項を見つけると好きになるし、この人のこういうところが素敵、を発見するのがうまくなります」

また、その〝好き〞を言葉にすると、感性がどんどん高まるように。この人のどこが好き? なぜこの景色が好き? を言語化するうちに多様な感情を楽しめるようになり、日常にときめきが増えるといいます。

自分をあと回しにしない。〝やりたいこと〞をベースに予定を立てる

また、女性はどうしても家事や育児を優先したり、人の気持ちを考えたりしがちなので、可能であれば「やりたいこと」を優先してスケジュールを組んでみて。「カフェでお茶を飲む」「週末はたっぷり眠る」など簡単なことでも、楽しみな予定があるとワクワクするもの。自分の時間をあと回しにせず、ポジティブに楽しんで活性化していきましょう。

「楽しみなこと」を作る

言葉にしてイメージをつかむ

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教えてくれたのは

石川善樹さん

東京大学医学部、ハーバード大学公衆衛生大学院修了。よりよく生きるをテーマに予防医学や行動科学に基づいたテクニックを啓蒙中。

イラスト/こたに千絵 

取材・文/高見沢里子

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