スッピンvsメイク、どっちが肌にいいの?|ファンデ先生がお悩み解決!
美容の価値観が多様化した今、ベースメイクにまつわるお悩みもさまざま。そこで、皆様から寄せられた疑問に、ファンデ先生がズバッと回答。ここちよく自分らしく、キレイになれるヒントが満載です!
Q.お客様のお悩み
「マスク生活やリモートワークが定着して、すっかりノーファンデの日々。
マスクで隠れるのでスッピンで過ごす日も多くなりましたが、ベースメイクをするのとしないのとでは、どちらが肌にいいのか迷います」(Aさん)
<ファンデ先生>
オルビス 商品企画担当 合志
化粧品メーカーでの企画歴4年以上。ファンデーションについての知識が深く、オルビスではベースメイクを中心とした商品の企画に従事。
様々な視点から、お客様のお悩みに答えます。
A.ファンデ先生の解説
「ベースメイクをするほうが、肌にうれしいことがたくさんあります!」
ベースメイクの一番の役割は「肌をキレイに見せる」ことですが、実は素肌にとってもメリットだらけ! ベースメイクで1枚ヴェールを作ることで、紫外線をはじめとしたさまざまな刺激から肌をガードできます。また、肌のうるおいが逃げないように保護したり、マスクのこすれから肌を守る効果も生まれます。スッピンだと、肌は常に無防備な状態。断然、ベースメイクをすることをおすすめします!
ベースメイクによって肌に負担をかけているのでは……と心配するお声もありますが、イマドキのアイテムはそんな心配なし! 家にいても、マスクで隠れていても、「肌を守る」という意味で、ベースメイクをするのが正解です。
ベースメイクのメリット1
物理的な刺激から肌を守ってくれる
薄膜ヴェールを作ることで、紫外線以外にも、空調やほこり、花粉、大気汚染※といった、さまざまな刺激から肌をプロテクト。外的刺激によって、肌のダメージはどんどん蓄積していくので、大人こそバリアが必須です!
※空気中のちりほこりなど
ベースメイクのメリット2
肌のうるおいをキープする
肌※の水分は、日中に失われていきます。保湿成分や美容液成分が配合されているベースメイクアイテムを活用することで、うるおいのキープ&チャージが可能に。乾燥を防ぐことが美肌の基本です。
※角層の範囲内
ベースメイクのメリット3.
マスクのときこそ、必須!
マスクをつけていると、どうしても肌との間に摩擦が起こります。ベースメイクによるクッションを挟むことでこすれを軽減してくれるので、マスク着用時こそメイクするのが正解。また、マスクの中は蒸れやすい半面、汗で肌の水分が奪われるので、意外と乾燥しやすい環境。水分量が低下すると皮脂分泌も活発になるので、テカリ防止という意味でもベースメイクでうるおいを保つ習慣をつけましょう。マスク生活をここちよく乗り切る、極軽美肌メソッド
ファンデーションよりも手軽な、マスク生活におすすめのベースメイクが、下地&ルースパウダーの組み合わせです。つけごこちは軽やかで、まるで「素肌そのものがキレイ」な、ナチュラルな仕上がりが叶います。色がつきにくいからマスク着用時も快適。リモートワークにもぴったりです。
下地はスキンケア効果が高いアイテムを選びましょう。さらに、ルースパウダーのサラッとした質感を重ねることで、摩擦を軽減しつつヨレやくずれも防止。美肌見せ効果も格段にアップします。
下地とルースパウダーだけでも自然に肌悩みがカバーできて、顔全体がトーンアップ!
下地はスタンプ置き→パフでポンポンとなじませる
下地は、指でスタンプのように置いてからパフでなじませることで、摩擦を軽減して密着感がアップ。パフを使うときは、肌の上ですべらせず、ポンポンと軽くたたき込みながら塗り広げるのがポイントです。皮膚をグイグイ動かさないように、やさしいタッチで上へ向かって顔を引き上げるようになじませましょう。
STEP1
下地を指の腹に取り、スタンプを押すように肌にのせます。片頬で6カ所、額には3点ほど置くのが目安。鼻筋や口周りにも数カ所ずつオン。
STEP2
リキッドファンデーション用のパフで、下地をなじませます。パフはスライドさせずに、ポンポンと密着させながらなじませて。
コツを押さえれば、たったの5分で美肌が復活。保湿とメイクアップをあわせたお直し方法を紹介します。
ルースパウダーは下から上へ向かってポンポンづけ
毛穴にパウダーを入れ込むことで肌表面がフラットになり、均一な美肌に仕上がります。毛穴は下方向へ広がっているので、下から上へ向かってつけていきましょう。ここでもパフはすべらせずに、ポンポンとのせていくことで肌にやさしく。つけすぎるとシワにたまったり、粉っぽい印象になったりするので、量も意識して。
STEP1
ルースパウダーのケースを逆さまにして、左右に2~3回振ります。これで1回分の適量がパフにつきます。
STEP2
パフを両手でもみ込んで、パウダーをしっかりと含ませます。もみ込まずにつけると、最初にパフを置いたところだけが濃くなるので要注意。さらに軽くティッシュオフすると、より自然な仕上がりに。
STEP3
両頬、額、鼻、口もと、目もとの順で、下から上へ向かって毛穴にパウダーを入れ込むように、ポンポンとパウダーをのせましょう。
STEP4
くずれやすい小鼻は、パフを半分に折りたたんで念入りに。軽く押し込むように塗布すると、マスク着用時でもくずれにくくなります。
マスク時代のミニマムベース最適アイテム
下地はライフスタイルや肌のお悩みを考慮して選ぶと、よりメイクが快適になります。保湿力、密着力の高いパウダーでもっと美肌に!
お悩み別のおすすめ下地1
ガード力の高さを求めるなら『サンスクリーン®オンフェイス』
こんな方におすすめ!
□外に出る機会が多く、肌に刺激を受けやすい
□くずれが気になる
□ニキビができやすい
下地機能つきの日焼け止めで、紫外線はもちろん、大気汚染※1や近赤外線など日中に潜むダメージからしっかりガード。くずれにくく、明るく自然なツヤ肌が続きます。しっとりした仕上がりが好みならクリームタイプの「モイスト」、サラッとした仕上がり好みならローションタイプの「ライト」がおすすめ。ノンコメドジェニック処方※2なので、ニキビが気になる人にも◎。
※1空気中のちりほこりなど
※2すべての人にコメド=ニキビのもとができないというわけではありません
お悩み別のおすすめ下地2
肌へのやさしさを重視するなら『スキンモイスチャーベース』
こんな方におすすめ!
□乾燥やくすみが気になる
□補整力もほしい
□スキンケア効果を優先したい
美容液成分※87%配合の、スキンケア発想のメイク下地。うるおいを逃がさずに抱え込む処方で、長時間ツヤ肌をキープ。くすみを払って、ほんのり血色感のある肌に補整してくれるピンクベージュ。
※保湿成分
ナチュラル美肌を極める、格上げ『ルースパウダー』
保湿パウダーを50%配合し、さらに浸透型ヒアルロン酸エキス※もプラス。お粉でありながらしっとりと仕上がりふんわり軽やかなサラツヤ肌に。ほんのり光をまとったような質感も上品。
※ヒアルロン酸ジメチルシラノール=保湿成
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