誰もが当たり前のように自分らしさを表現できる
社会の循環を目指して

社会の一員として
自分たちには何ができるかを考え実行してきた、
これまでのサステナビリティ活動

オルビスが創業したバブル期は、時代の盛り上がりを反映するように多くの化粧品のパッケージが華美で豪華なものでした。そうした豪華にするために何かをつけ足していくという足し算の考え方ではなく、本当に必要なものは何かを考え、創業当初からシンプルなパッケージで省資源化に取り組んできたのがオルビスです。
また、お客様へ商品をご案内させていただくために毎月商品カタログを送らせていただいておりますが、もちろん資源を使ってカタログを作っていますので、少しでも還元したいという想いから山梨にオルビスの森を作り自然保護活動を行っています。ビジネスモデルとしても、通販事業では商品を直接お客様へお届けするダイレクトセリングの形態を取っているので、災害など有事の際には被災地の方へ素早い支援を行ってきたりと、社会の中で自分たちにどのようなことができるかということを考え、実行してきました。

ものづくりだけではなく”人”へ。
スマートエイジングの考え方で推進する、オルビスのサステナビリティ

オルビスは“スマートエイジング” という考え方を提供価値として定めています。これは、年齢に抗うのではなく、変化を前向きに捉えながらその人その人のもつ美しさを引き出していくという、オルビスの商品づくり・サービスの根底にある考え方です。
スマートエイジングの考え方で、ひとりひとりが自分らしさを多様に表現できる社会がサステナブルに進んでいく、そのために今を生きる私たちには未来への責任があります。さらに具体的に言えば、未来を担っていく子どもたちが安心して自分らしく生きていくために今の社会や大人には責任があると僕は考えます。
そこで、様々な困難に直面しサポートが必要な子どもたちへの支援を行い、子どもたちひとりひとりが自分らしさを見つける、自分らしく生きていける、そしてなりたい自分に向かって期待を持って歩いていける、そうした未来を目指すためにオルビスが始めたのが「ORBIS ペンギンリング プロジェクト」です。

”どんなことでも気づいたら行動してみる”、子どもたちが自分らしく生きていける環境作りを目指す 「ORBIS ペンギンリング プロジェクト」

僕がすごく大事だと思っているのが、”どんなことでも気づいたら行動してみる”ということです。一企業が世の中のすべての困っている人に対してアクションを起こす、というのは現実的には難しいですよね。でも、ブランドの信念を持って自分たちが目指すこと、為すべきことを実行していく中で、自分たちだからこそできるという精度の高い仮説があるのであれば 、まずは取り組んでみる。それを続けていく中で見えることがあれば、その都度改善を行っていく。人それぞれに様々な立場があり、考え方や受け取り方も異なるからこそ強い意志と練り上げたイメージをもとに行動することが、こうしたサステナビリティの文脈において重要だと考えています。

みんなでつくる サステナブルな未来の社会のために

子どもを持つ/持たないという選択肢についての価値観もそれぞれが等しく尊重されるべきもので、生活の様相も多様化していますよね。ただ、やはり未来の社会が持続性を持ち続けるためには、次の世代つまり子どもたちが自分では解決できない困難をできるだけ抱えずに成長していける環境を社会全体で作っていく必要があります。
この「ORBIS ペンギンリング プロジェクト」を通してお客様・支援パートナーを始めとしたステークホルダーの皆様とともに、支援の輪がどんどん大きくなるような好循環を生み出していきたいと考えています。そして、このプロジェクトにご参加くださる皆様にとって新しい気づきや考え、また行動するきっかけとなることができたならば、これ以上の喜びはありません。