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“似合う定番眉”をアップデート!|私のための美眉テク

眉は顔の印象を決めるパーツですが、お手入れやメイクが難しいと感じている方が多いのも事実です。そしてマスクを外す機会が増えた今こそ、毎日の定番眉を見直すチャンス!美容のプロによると、顔の上半分しか見えていなかった時と顔全体が見えている時では、おすすめの眉の濃さや形が異なるんだとか。今回はそんな迷える眉迷子の皆さんに明日から使える定番眉の作り方をレクチャーします。

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\美容のプロが解説!/
脱マスク!2023年春からの眉はどうなる?

オルビス ビューティクリエイター 赤井未来
数年前から自然で骨格を生かしたナチュラル眉がトレンドですが、2023年はパーソナルカラーや骨格スタイルなど、自分に”似合う”ものや”自分らしさ”を引き立てることに注目され続けているため、作りこみすぎない眉メイクが継続して支持されています。自分にしっかり似合っている眉だと、ナチュラルメイクでもしっかりメイクでも、マスクを外した際に顔全体のバランスがとりやすいんですよ。ご自身の眉の毛流れを生かしながら、ふんわりナチュラルな質感を意識し、眉山をなだらかにとることがポイントです。

基本の眉のお手入れ方法

眉は描くだけではなく、お手入れをすることで、より美眉になります。お手入れとは自眉を整えるということ。基本のバランスを認識してから、いらない毛を取り除き、全体を整えることが肝心です。

カット・剃る・抜く…おすすめはどれ?

整え方は、カットする、剃る、抜くなどの方法がありますが、カットがベスト。剃るとかえって剃り跡が目立ったり、抜くと肌を傷めたりする恐れがあります。眉毛が伸びてくると、つい素の眉のときに切ってしまいたくなりますが、必要な毛までカットしてしまう可能性が。カットする際は、理想の眉を描いたうえで、余分な毛を除くようにしましょう。

お手入れの頻度は?

毛の量や生え方などに個人差はありますが、1カ月に1回ほどお手入れをするのがおすすめです。

STEP1

全体のバランスをチェック

理想の眉の形は、眉頭、眉山、眉尻の位置が要に。眉を描く前に、自分の眉バランスを確認しましょう。

まず眉頭は小鼻と目頭を結んだ延長線上、眉山は黒目の外側部分の真上が理想の位置です。眉尻は小鼻と目尻を結んだラインの延長線上が正解です。割合としては、眉頭から眉山が2/3、眉山から眉尻が1/3ぐらいが目安。眉尻と眉頭が水平になるとバランスがよく見えます。

STEP2

理想のラインを描いてから眉をカットする

理想の眉を描き終えてから、眉バサミで眉から離れたところにあるまぶたの毛をカット。眉バサミを使うときは、テーブルに肘をついて固定し、ハサミがブレないようにしましょう。

さらにコームやスクリューブラシで毛を持ち上げて、上のラインからはみ出る長い毛をカット。ボサボサ感のない洗練された眉に仕上がります。

基本の眉の描き方

描くときに一番大切なのが順番です。絶妙な色の濃さや理想のラインを作るには、眉尻側から描いていくのが絶対ルール。順番を間違えると、どんなに丁寧に描いても美眉に仕上がりません。

毛流れにあわせて眉頭から描き始めるのはNG。最初に描く部分は、どうしても手に力が入り濃くなってしまいます。

眉頭が濃いと、全体がまだらになったり、不自然な印象になったり、理想眉からは程遠い状態に。眉頭を薄く仕上げるためには、必ず最後に描きましょう。描く前にスクリューブラシで全体の毛流れを整えておくと、より美しい理想眉に近づけます。

STEP1

眉山→眉尻に向かって描く

はじめにペンシルで眉山から眉尻を描きます。ペンシルを1本1本毛を描き足すように、力を入れずに描くのが鉄則。毛流れに沿って、毛のすき間を埋めるように描きましょう。

眉尻は伸ばしすぎず、小鼻と目尻を結んだ延長線上でストップすると好バランスに。

STEP2

眉山→眉頭に向かって描く

次に眉山から眉頭を描いていきます。このときも毛流れに沿って描きますが、ペンシルは眉山から眉頭に向かって移動させていきましょう。

眉頭側にいくに従って、徐々に手の力を抜いて薄くしていくのがポイント。毛のすき間を埋めながら、ペン先を少しずつ立てていくと自然に仕上がります。

STEP3

眉頭を描く
最後に眉頭を描きましょう。手の力を最大限に抜いて、毛流れと同様に上に向かってペンシルを動かします。ペン先が肌にあたっているのかわからないぐらいソフトなタッチを意識すると、ほど良く薄づきに。

最後に全体の毛流れをスクリューブラシで整えたら完成です!

より自然に仕上がるポイントは、眉山は角を作りすぎずなだらかにすること。眉の上側のライン(額側)をスクリューブラシで少しぼかすと肌となじんで元から眉がキレイな人のように見えますよ。逆に眉の下側のライン(まぶた側)をぼかしすぎてしまうとガタついて見えたり目元の印象がぼやけて見えてしまうので注意しましょう。

\FINISH!/

バランスのいい眉は、眉頭から眉尻にかけて徐々に細くなっているのが理想的。

また、毛が密集している眉尻側が最も濃いのが自然。眉尻→眉山→眉頭でだんだんと薄くなるように、濃淡のグラデーションを意識しましょう。

ペンシルアイブローN

角度を変えるだけで自由自在に描けるペンシルアイブロー。なぎなた芯だから、接地面を変えるだけで太い線から細い線まで、テクニックいらずで簡単に。


\ナチュラル派におすすめ!/

パウダーアイブローでもっと今どきふんわり眉

もっとふんわりとカジュアルに仕上げたい場合は、パウダーを使うと◎。顔全体が柔らかくなり、今っぽい表情を演出できます。またパウダーアイブローを使うと、ノーズシャドウまで一気に仕込めるのもメリット。ナチュラルな陰影をプラスして、メリハリのある美人顔に仕立てましょう。

ブレンドアイブローコンパクト

粉とびせず、眉に溶け込むようなフィット感。濃淡3色セットで、自分にぴったりの眉色が作れます。汗や皮脂にも強いので、描きたての美眉が持続。太めの平筆&固めの細筆は、描きやすさも抜群です。

STEP1

濃い2色を混ぜて眉山→眉尻を描く

ブラシの細い方で濃い2色を混ぜて、まず眉山から眉尻を描きます。

ブラシを寝かせるように描いていくと美しく。毛のすき間を埋めていきましょう。

STEP2

少し薄い色で眉山→眉頭を描く

ブラシの細い方に中間色をとり、眉山から眉頭へブラシを移動させながら描いていきます。

毛流れに沿うように眉山側は筆を横に寝かすように描き、眉頭に近づくにつれて立てていくと自然な濃淡に。

STEP3

パウダーを足さずに眉頭を描く

最後に描く眉頭は、パウダーをつけ足さなくてもOK。STEP2の流れから、そのまま眉頭を描いてしまいましょう。毛並みを整えるようにブラシを上向きに動かし、ほんのりと淡色がつくぐらいにとどめましょう。

STEP4

ノーズシャドウではっきり顔に

眉を完成させたら、ついでにノーズシャドウもプラス。

ブラシの太い方に一番薄い色をとり、眉頭の下にあるくぼみにサッとのせます。眉頭の毛の下部分にブラシを置き、下方向へさっとブラシをすべらせて。

もともとの骨格で、すでに三角形っぽくなっている影を強調するようなイメージでのせると簡単。ごくナチュラルに、彫りの深い顔立ちになれます。

あなたは大丈夫?やりがちなNG眉事例集

前述したとおり、眉は印象をコントロールするパーツです。たとえ自分では良かれと思っていても、人から見ると違和感がある可能性が。基本の描き方を見直して、長さや濃さを再度チェックしてみましょう。

ここではついやってしまいがちな眉の失敗例を、写真とともにご紹介!いつもの眉メイクと照らし合わせてチェックしてみて。

CASE1

太さが一直線

眉頭から眉山まで均一な太さだと、眉の存在感が強すぎて不自然な印象に。特に濃く太い一本眉は顔全体がちぐはぐになり、眉にばかり視線がいってしまいます。力を入れずに柔らかく描き、色はあまり暗くない方がナチュラルです。

CASE2

濃淡がまだら

眉の濃淡は、眉頭が最も薄く、眉尻側にいくにつれて濃くなるのがセオリー。全体のグラデーションに色ムラがあると、適当に描いたような雑な印象を与えてしまいます。

さらに多いのが、眉頭が一番濃いパターン。眉頭がはっきりしすぎると、眉全体が濃く、まるで海苔を貼ったような印象になることも。眉間もつまって表情が険しく見えるので、軽やかに仕上げることが大切です。

CASE3

眉が長い

眉尻を伸ばしすぎて、眉が長い人も多く見られます。顔から浮いて見えるので、気をつけたいポイントです。また、眉尻が眉頭より下がると眉全体が下がって見えるので、それぞれの高さをきちんと守りましょう。

似合う定番眉をマスターしよう!

眉は時代によってトレンドが変わりますが、似合う形もテクニックも基本的な部分は変わりません。ベーシックをマスターすることで新たなトレンドを取り入れたり色や質感で遊んでみることができるんです!

オルビスのアプリには、AIによる画像解析で自分の顔立ちに似合う眉メイクやお手入れ方法がわかる「アイブローシミュレーター」という機能もありますのでぜお試しくださいね。

※画面下メニューの『ビューティチェック』>『アイブロー』から診断いただけます


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監修/赤井未来 撮影/永澤結子

 

最終更新:2023年4月 (初回配信:2019年12月)

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