
歌族|なにげなWeekly
オルビス社員のひなたと靴下柄の相棒猫・くつしたさんの凸と凹な毎日。うっかり!が発生してちょっと残念な日だって角度を変えれば愛おしくなる。そんな瞬間を捉えた、ほぼノンフィクションなお話を、週替わりでお送りします。
プロフィール紹介
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ひなた(左)
オルビス社員歴もうすぐ5年。くつしたさん曰く、「なんでも器用にこなせるのに、時々とんでもなく不器用な動きを見せる不思議なニンゲン。」家に着くとまっさきに靴下を脱いでしまう。くつしたさん(右)
靴下柄がチャームポイントなひなたの相棒猫。御年5歳。趣味はひなたの見守りとニンゲン観察。時折、達観したそぶりと鋭い考察を見せる。ひなたが脱ぎっぱなしにした靴下をときどき片づけてあげる。
歌族
こんにちは。ひなたです。
先日の帰省で、久しぶりに家族全員がそろいました。わたしには妹がふたりいるのですが、巷でブームがきている編み物に三姉妹そろってドハマりしてしまい、3人並んでこんこんと編み続ける、【ストイック編み物クラブ】が結成されました(活動は早朝から深夜まで☆)
編みながら何かBGMが欲しいな~とリクエストすると、不思議と妹がちょうど聞きたい気分だった曲をチョイスしてくれることが多く、「やっぱり姉妹だから!」「わたしたち通じ合っちゃってる」とかなんとか言っていたのですが、理由が判明しました。
我が家はみんな激しく鼻歌をうたう家族でして、誰かがうたっていた鼻歌を無意識のうちに別の誰かが聞いていて、その曲が脳裏に刻まれ、聞きたくなる……。
そうです、無意識の鼻歌ループが我々を通じ合わせていたのでした……。
余談ですが、母の鼻歌は替え歌が多く、そのアレンジのクセが強いあまり原曲を忘れてしまうという恐ろしい魔法をかけてきます。私たちは家族…いえ、歌族なのかもしれません。
オルビス社員のひなたが、ほぼノンフィクションなお話を週替わりでお送りします。次回の更新は4月9日(水)。テーマは「ひとりと孤独」です。
イラスト/タソカレー
編集/間野加菜代(Cumu)
文/神谷日向子
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