
大人になったら何でもできると思ってた|なにげなWeekly
オルビス社員のひなたと靴下柄の相棒猫・くつしたさんの凸と凹な毎日。うっかり!が発生してちょっと残念な日だって角度を変えれば愛おしくなる。そんな瞬間を捉えた、ほぼノンフィクションなお話を、週替わりでお送りします。
プロフィール紹介
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ひなた(左)
オルビス社員歴もうすぐ5年。くつしたさん曰く、「なんでも器用にこなせるのに、時々とんでもなく不器用な動きを見せる不思議なニンゲン。」家に着くとまっさきに靴下を脱いでしまう。くつしたさん(右)
靴下柄がチャームポイントなひなたの相棒猫。御年5歳。趣味はひなたの見守りとニンゲン観察。時折、達観したそぶりと鋭い考察を見せる。ひなたが脱ぎっぱなしにした靴下をときどき片づけてあげる。
大人になったら何でもできると思ってた
こんにちは。ひなたです。
先日、誕生日を迎えてまた1つ年を重ねました。20歳を超えたあたりから、その年齢になじむ前にまた誕生日を迎えてしまうような感じで、悪気なく年齢詐称をしそうになったりします…。(いま何歳だっけ…)
小さい頃、今の自分の年齢はめちゃくちゃ大人だと思っていたのに、実際なってみると中身は全然変わっていないような気がしていて、こんな大人で大丈夫なのかな…と結構真剣に思ったりするんですが、みなさんはどうなんでしょう?何歳までこんなこと言っていても平気ですか?
“いい大人”と呼ばれる年齢になった私は、いまだに人をよけて歩くのが苦手だし(みんなどこへ向かうのか方向指示器出してほしい)、満員電車でうまく身をこなせないし(この前は上半身と下半身の位置がずれて宙に浮きました)、ファミリーパックのお菓子を一気食いしちゃうし(食い意地ってなおらないのですかね)、「分かりません」と言うのに躊躇します(よく考えたら分かるかもしれないし~とか思っちゃう)。
出来ないことがまだまだいっぱいあって、そんな自分に時々がっかりしちゃう…けど、たぶん出来るようになったこともいっぱいあって、“当たり前”になったから忘れちゃっているだけ。それに、沢山ある出来ないこと、それって伸びしろですよね!!!と言い聞かせるのでした。
オルビス社員のひなたが、ほぼノンフィクションなお話を週替わりでお送りします。次回の更新は4月2日(水)。テーマは「歌族」です。
イラスト/タソカレー
編集/間野加菜代(Cumu)
文/神谷日向子
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