
【乾燥/くすみ*/シミ・クマ・ほうれい線/テカリ】お悩みを解決する大人のためのベースメイク逆引き事典
「大人のためのベースメイク逆引き事典」では、お肌に現れるさまざまなお悩みやニーズにあわせたメイクアイテムやテクニックをご紹介!今回のお悩みは乾燥、くすみ*、シミ・クマ・ほうれい線、テカリ。アイテムを上手に組み合わせて理想の肌へ一歩近づきましょう!
*乾燥による
目次
【お悩み①】とにかく肌が乾燥する…
【お悩み②】くすみが気になる…トーンアップ*したい!
【お悩み③】シミ・クマ・ほうれい線をカバーしたい
【お悩み④】汗や皮脂での崩れ・テカリが気になる
⑤~⑧は別記事をチェック
* メイクアップによる
- \あわせて読みたい!/
- オルビス ビューティクリエイター MIKI
-
複数の化粧品ブランドでの接客経験があり、幅広い美容知識と高い技術力を併せ持っている。2000人以上のBAの指導実施があり、中でも美白ケアと透明感のあるメイク提案を得意とする。自身も透明感を維持するためのお手入れ方法を日々研究し、シミのないクリアな肌を維持している。親しみやすく相談しやすい持ち前の明るさで、多くの人を引き込むことがきる。
【お悩み①】とにかく肌が乾燥する…
年齢を重ねるとともに加速していく肌の乾燥。朝晩しっかりとスキンケアをしているのに、化粧ノリが悪かったり夕方になると乾燥崩れを起こしたり…。肌のうるおい不足が続くとベースメイクもきれいに仕上がりにくくなりますよね。実はうるおいを保つ力やつくり出す力は、20代をピークに段々と低下しまうんです。
\こんなお悩みありませんか?/
・肌のカサつき、ごわつきが気になる
・メイクのノリが悪い
・メイクが崩れやすい
・季節や体調で肌が揺らぎがち
また乾燥は、シワやくすみ、ニキビなど更なるお悩みを招く要因に。負のループに陥る前に、日中もうるおいケアが叶うベースアイテムを取り入れて!
おすすめアイテムはこちら!
とにかく乾燥が気になる!という方におすすめなのが、オルビスユーシリーズから登場したベースメイクアイテム「オルビスユートリートメントプライマー」と「オルビスユートリートメントクッションファンデーション N」。オルビスユーらしいうるおいケア処方で、お悩みをカバーしながら日中も素肌をいたわり、乾燥をブロック!なめらかな肌に整えます。
美容液・日焼け止め・化粧下地と1本3役の高機能化粧下地。日中も肌のうるおいを与えて逃がさず、乾燥によるメイクくずれや小じわを防ぎます。自然にトーンアップ*させながら肌をなめらかに整え、次に使うファンデーションの密着もアップ!
* メイク効果による
美容のプロがアドバイス!
下地やファンデーションを全体に伸ばした後、スキンケアと同じように手のひら全体でハンドプレスすることで密着感がアップ。時間の経過とともに気になる乾燥崩れを防いでくれますよ。
より乾燥や乾燥による小じわが目立ちやすい目元・口元は、ファンデーションを重ねるほどくずれやすくなるので要注意。パフを半月型に折って、少量をポンポンと密着させながらつけるのがポイントです。
【お悩み②】くすみが気になる…トーンアップ*2したい!
たっぷり寝たのに朝の顔色が悪い、夕方になると顔がどんよりして見える…など、肌のくすみに悩まされますよね。トーンアップしたいと思っても、明るすぎる色味のアイテムだと首との色の差が目立ってしまい、不自然な印象になってしまうことも…。
\こんなお悩みありませんか?/
・顔色が悪いと言われる
・夕方になるとくすみが目立つ
・血色感がない
・なんだか肌が重たい印象
くすみの原因は、乾燥や紫外線による角質肥厚、血行不良など。そのためメイク前はしっかり肌にうるおいを補給してあげることが大切です。そしてベースメイクはうるおいケアと血色感をプラスできるアイテムを取り入れ、顔全体の印象をアップ!
おすすめアイテムはこちら!
「くすみが気になる」「血色感が欲しい!」という方は、トーンアップを叶える下地やフェイスカラーをチョイス。乾燥はくすみを招くので、色味補正だけでなくうるおいケアをできる下地でベースを整えて。仕上げに自然な血色を出せるチークを頬にのせ、いきいきとした印象に仕上げましょう。
美容のプロがアドバイス!
ポイントは、顔の中心を明るく仕上げること!お悩みが出やすい顔の中心(目の下~頬)をしっかりカバーすることで、くすみを飛ばし明るい印象に整えられます。
まずは下地で全体を明るい印象に。目の下の三角ゾーンなど、くすみやすい部分は下地を薄く重ね付け。しっかり付けたい顔の中心はトントンとタッピングするように、薄くなじませたいフェイスラインは、スライドするように伸ばします。
ファンデーションを塗った後に、グロウスキンコンパクトのハイライトを目の下の三角ゾーンにやさしくなじませます。頬骨上にチークベースをやさしくポンポンとのせて血色感を上げれば、くすみが目立ちにくくなりますよ。
【お悩み③】シミ・クマ・ほうれい線をカバーしたい
年齢を重ねると、シミ・クマなどの色ムラ、目元の小じわや口元のほうれい線も気になってきますよね。しかし、お悩みをカバーしようと頑張るほど、顔が重たい印象になってしまったり、シワにファンデがたまってしまったり…。
\こんなお悩みありませんか?/
・シミやクマなどの色ムラが気になる
・シワにファンデがたまり、シワが目立ってしまう
・カバーしようとすると、厚塗り感が出てしまう
おすすめアイテムはこちら!
シミ、シワ、ほうれい線など、さまざまな年齢悩みをカバーしたいときに便利なコンシーラー。リキッドやスティックなどさまざまなタイプがあるものの、どれを選んでいいかわからないという方も多いのでは?自然に、かつしっかりカバーしたいときは、"お悩みに合わせて"使い分けるのが大切です。
みずみずしく肌になじむ、筆タイプのリキッドコンシーラー。光を拡散してお悩みをカバーする"光コントロールパウダー"配合で、ほうれい線、たるみ、くすみを厚塗り感なく自然にカバーします。どんな色悩みにも対応できるナチュラルベージュカラーで、目元のクマ(青クマ・茶クマ・黒クマ)のタイプが分からない…という方でも使いやすいですよ。
美容のプロがアドバイス!
目元や口元などの動きが多い部分には、軽やかな筆ペンタイプのコンシーラーがおすすめ。クマや薄いシミ部分にコンシーラーのせたら、摩擦を与えないように薬指でやさしく伸ばしましょう。目の下を明るくすることで、クマや小じわが目立ちにくい目元に 仕上がります。ほうれい線やマリオネットラインは、スタートになる部分から短めにコンシーラーをのせて。少量ずつつけることで、より自然に明るさを出せます。
大きなシミの場合はスティックコンシーラーの面部分を、小さなシミの場合には角を使ってカバーして。カバーした部分は周りからぼかすように、中央に向かってなじませるのがポイント。上からたたくようになじませるとコンシーラーが消えてしまうので注意!
【お悩み④】汗や皮脂での崩れ・テカリが気になる
メイクの大敵である汗や皮脂。せっかくきれいに肌を仕上げても、夕方になると汗や皮脂でドロドロに…なんて経験ありませんか?皮脂や汗でベースメイクが崩れてしまうと、うっかり紫外線ダメージを受けてしまう恐れもあります。
\こんなお悩みありませんか?/
・汗や皮脂でファンデが崩れる
・Tゾーンを中心にテカりがち
・肌がべたつきやすい
・夕方になると黄ぐすみする
過剰な皮脂は、崩れやくすみ、ニキビの原因に。汗や皮脂を抑えたいと思っても、汗や皮脂分泌をゼロにすることはできませんよね。そこで、皮脂崩れに悩んだら、"皮脂を味方に"してしまいましょう!
おすすめアイテムはこちら!
汗や皮脂でのメイク崩れが気になる方におすすめなのが、皮脂を味方にできるベースメイクアイテム「スムースキープベースUV(SPF40・PA+++)」と「タイムレスフィットファンデーションUV(SPF30・PA++)」。皮脂ブロックパウダーが皮脂を抱え込み、きれいでさらっとした肌を長時間キープ!UVカット効果もあり、夏場のベースメイクとしてもぴったりです。
皮脂を吸着して抱え込み日中のテカリを抑える化粧下地。ラベンダーカラーのテクスチャーで、肌を自然にトーンアップさせながら夕方のくすみもブロック。肌にピタッと密着するため、どんなファンデーションとも合わせやすいですよ。UVカット効果もあるのが嬉しいポイント!
皮脂がでるほど崩れにくくなる、逆転の発想のパウダーファンデーション。軽やかなつけ心地なのに密着感が高く、長時間経ってもサラサラ肌をキープ。お悩みをカバーしながら素肌っぽい仕上がりを叶えます。夏場はもちろん、汗や皮脂によるメイク崩れが気になる方おすすめです。
美容のプロがアドバイス!
ファンデーションは頬などの広い面からつけるのがポイント。頬などの広い面はスライドするようにしっかり量をつけながらなじませ、Tゾーンや顎先などの皮脂崩れしやすい部分は最後に少量をポンポンとなじませましょう。少量にとどめることで、より崩れにくくなりますよ。下のイラストを参考にしてみてください!
肌に合わせてベースメイクもアップデート!
お悩み別のおすすめベースメイクアイテムを4パターン紹介しました。年齢や季節変化などで、肌の状態は変わるもの。ベースメイクを定期的にアップデートすることで、お悩みに囚われないベースをつくることができますよ。これまで使っていたアイテムが合わなくなってきたり、新しいお悩みが現れ始めたりしたら、アイテムを見直すタイミングかも。今回ご紹介したアイテムを参考に、自分の肌にぴったりの組み合わせを見つけてくださいね!
監修/赤井未来(MIKI)
イラスト/二階堂ちはる
編集/清水尚美