キレイな人こそ使っている! 大人の肌悩みにこたえる美容液最新事情
年齢を重ねると、どうしてもシワやシミ、くすみ※など肌悩みが増えてきます。そんなときの救世主的存在が、美容液。美容液の最新事情について調べてみました!
※ 乾燥による
Q あなたは美容液を使っていますか?
YESの人に聞きました!
NOの人に聞きました!
美容液を本気で効かせたい大人肌へ
ダブル美容液というテクニック/文・齋藤 薫
美容液と書いて「効きめ」と読む……。大人肌はまず、そのぐらいの本気度で美容液を選んで欲しい。とりあえず〝美容液1本使っておけば大丈夫〟になりがちだからこそ、効かせるのだという覚悟を持つべきなのだ。そこで明快な〝目的〟と〝目標〟を立てるといい。 1品使い終わるまでに、例えば「このシワを目立たなくしたい」というような具体的なゴールを。変化が見えなければ、ある程度で見切りをつけるくらいのつもりで。だからといって、闇雲に効くものを探し続ける旅も無駄が多い。目的が明快な逸品なら、自ら効かせる工夫も必要。じつは今、美容液のために使う美容液もあるのだから。
いわゆる先行型美容液を、「こわばった肌をほぐして、次の化粧品のなじみをよくするもの」と捉えている人も多いはずだが、〝先行型〟自体も進化している。むしろ効きめの入口を作って、次のアイテムにつなげるようなアプローチこそが、今の先行型。そうした効かせる先行型美容液+目的別の美容液のダブル美容液が今、正しい。
そう、シミ予防用、シワ改善用といった目的別の美容液も、先行型美容液とともに使うと不思議に効きめが際立ってくる。さらにはシミ予防用とシワ改善用の美容液をダブルで使うと、思いがけない手ごたえが。その時いつも思うのは、肌は1つの大きな組織であるということ。どこかを打てば、どこかが響くというふうに肌全体が動き出し、異なる効きめが全体に広がるようなゾーンに入ることがあるはずなのだ。だからなおさら、美容液は先行型+効きどころの違う2品の併せワザを狙って使いたい。
そうした異なる効果の広がりが期待できるからこそ、美容液は奥が深く、無限の可能性を持っていると言える。だからぼんやり使わず、美容液だけの賢い計算を。一滴一滴に想いを込めて。
齋藤 薫さん
さいとうかおる
●美容ジャーナリスト。美を育むための独自の哲学と審美眼が人気で、記事執筆や広告、企画を多く手がける。
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撮影/渡辺宏樹(TRON management) モデル/樹神 ヘア&メイク/イワタユイナ スタイリスト/古田千晶 取材・文/高見沢里子