顔立ち×パーソナルカラーでつくる垢抜けカラーメイク【あなたにベストマッチな組み合わせは?】
雑誌やSNSで見たメイクをマネしてみてもなんだかしっくりこなかったり、そもそもどんな色が似合うのか分からなかったり…と悩んではいませんか?そんな方は、自分のパーソナルカラーや顔タイプに注目してみて。
実はパーソナルカラーはもちろん、顔立ちによっても似合うメイクが違うんです。今回は顔立ちとパーソナルカラー別に4タイプに分け、ベストマッチな色や洗練された印象をつくるメイクテクをご紹介!自分に似合うカラーやメイクポイントを知って、キレイをワンランクアップさせましょう。
顔立ち×パーソナルカラー別!ベストマッチなメイクとは?
今回は顔立ち2タイプ、パーソナルカラー2タイプを組み合わせた4パターンで、ベストマッチな色の組み合わせやメイクテクをご提案いたします。まずはご自身がどのタイプかをチェック!
【顔立ち】
薄顔さん
・顔のパーツが比較的小さい
・幼く見られることが多い
・彫りが浅くやや平面的
・眉毛やまつ毛が薄い
派手顔さん
・顔のパーツが比較的大きい
・大人っぽく見られることが多い
・彫りが深くやや立体的
・メイクをするとケバく見えがち
【パーソナルカラー(※)】
イエベ(イエローベース)
・春タイプさん
・秋タイプさん
ブルベ(ブルーベース)
・夏タイプさん
・冬タイプさん
【LINE UP】
薄顔さん向けメイク
・薄顔×イエベ
・薄顔×ブルベ
派手顔さん向けメイク
・派手顔×イエベ
・派手顔×ブルベ
薄顔さん向けメイク
パーツが小さめ、立体感がなく見える…薄顔さんは“メリハリ”を意識して
顔のパーツが小ぶりで可愛い印象の薄顔さん。若く見られやすいというメリットがある反面、顔に立体感がなく見えてしまったり、メイクしてもすっぴんみたいな仕上がりになってしまったりといったお悩みがある場合も。
でも、薄顔さんは、変幻自在でメイクを楽しめる得な顔!のっぺりと見えないように、しっかりと色をのせて各パーツに立体感を持たせるのがポイントです。発色のよいアイテムは一見難しそうに見えますが、パーソナルカラーに合わせて選べば簡単に華やぎ顔に仕上げることができるんです。
【薄顔×イエベ】
レッド×ベージュ×パールを組み合わせてメリハリ美人に
温かみを感じるレッド・ベージュはイエベさんの得意なカラー。目元や口元、頬に色をのせることで自然な血色感を演出でき、さりげなくもしっかり華やぐメリハリ美人顔に!
\ベストマッチカラー/
HOW TO MAKEUP
EYE
①落ち着いた印象のアイベースカラー(A)をアイホール全体に広げます。
②ベージュのニュアンスカラー(B)をまぶた中央に。(A)より狭い範囲に、目の際からぼかしながらのせます。
③締め色のレッドカラー(C)を細いチップで目の際にアイラインのように入れます。目尻はまぶたに沿って長めに入れると、自然に目元の印象がアップ!
④下まぶたにはパール質感の(D)を太チップで中央にのせ、左右にぼかします。目頭側1/3に(A)を細チップでのせて、華やかさをプラス。
⑤ブラウンのペンシルアイライナーで、まつ毛の隙間を埋めます。マスカラは中央に重ね付けして縦幅を強調させて。
⑥眉はペンシルで毛を1本1本描き足すように眉山をややシャープに仕上げたら、パウダーを全体にのせてやわらかく色づけます。
LIP
ピュアセラムルージュ アンティークベージュを、唇のラインをとるイメージで全体にのせます。落ち着いた色味で目元と頬のバランスをとりつつも、血色感のある口元に。
CHEEK
ライトブラッシュ シナモンをやや角度をつけて入れた後、アイカラーパレットのハイライトカラー(D)を頬の高い位置に指でポンポンとのせて立体感を演出します。
\完成!/
レッド×ベージュ×パールがさりげなく主張するメリハリ美人ルックの完成です。チークには落ち着いたカラーにパールを重ねることで全体に立体感と統一感が生まれます。
【薄顔×ブルベ】
パール×ブラウン×ピンクのメリハリ使いで洗練された印象に
涼しげな印象の薄顔ブルベさんは、パーツの魅力を引き出す色使いがポイント。
アイメイクは締め色ブラウンをしっかり発色させて目元の印象をアップ。リップと頬には得意カラーである青みピンクをのせて血色感をプラスすれば、ブルベさんの持つ上品さを引き出した大人華やぎ顔に仕上がります。
\ベストマッチカラー/
HOW TO MAKEUP
EYE
①アイベースカラー(A)を薬指でアイホール全体に広げます。
②グレージュカラー(C)を(A)よりやや狭く、薬指で上まぶたに重ねます。
③しっかり発色の締め色ブラウン(B)を小指または細チップにとり、くの字を描くように目尻側1/3に入れます。
④(C)を薬指にとり、下まぶた全体に細めにのせます。
⑤まつ毛の隙間を埋めるように目尻側1/3にアイラインを引いたら、マスカラは目尻側に重ね付けして華やかな印象に。
⑥眉はペンシルタイプで眉尻をシャープめに仕上げ、アイブロウマスカラで毛流れを整えながら全体を明るく仕上げます。
LIP
カラーエッセンスリキッド ライプワインを上下3か所ずつ乗せた後、指でオーバー気味にぼかすようにポンポンと塗り広げます。上下の中央に追加でポンポンとなじませて立体感を演出して。
CHEEK
チークにはライトブラッシュ グァバをチョイス。頬骨の高い位置が一番濃くなるようにのせることで自然な立体感を作れます。ハイライトにはアイベースカラー(A)を使い、Cゾーン(目尻から頬骨の高い位置)に指でポンポンとのせてツヤをプラス。
\完成!/
ブルべさんならではの大人っぽい華やかなメイクの完成です。目元は目尻側にブルべさんの得意なダークブラウンの締め色を、頬は頬骨の高い位置とリップには血色カラーである青みピンクやボルドーをしっかり発色させることで、立体感のある華やかな印象に!パールをポイントで使うことで、上品さもプラスできますよ。
派手顔さん向けメイク
パーツが大きめ、メイクが濃く見えがちな派手顔さんは“淡い発色”でこなれた印象に!
パーツが大きめな派手顔さんは、ナチュラルメイクでも化粧映えするのがメリット!その反面、メイクが映えすぎて意図せずに派手な印象になってしまう…というお悩みを持つ場合も。
そのため、ナチュラルでありながらさりげなくカラーが主張できるアイテムがおすすめ。目元はパールと締め色でメリハリをつくりつつ、頬や口元には湧き出るような血色カラーをプラスすれば、ナチュラルなのにこなれた印象のおしゃれ美人顔に仕上がります。
【派手顔×イエベ】
締め色カラーとツヤ・パールでさりげない華やかさをつくって
「華やかさは欲しいけど派手にはなりたくない」という派手顔イエベさんには、ツヤ・パールをベースにポイントで締め色カラーを入れるメイクがおすすめ。
イエベさんが得意な明るい色味を頬に、派手になりやすい目元にはやや青みを感じるグリーンを入れることで、華やかさがありながらも落ち着いた印象に!
\ベストマッチカラー/
HOW TO MAKEUP
EYE
①アイベースカラー(A)をアイホール全体にのせ、くすみを飛ばします。
②締め色のグリーン(B)を目尻側1/3に入れます。
③パール質感のベージュカラー(C)を、(B)との境目をぼかすようにのせます。
④下まぶたは(A)を全体に入れた後、中央に(C)を重ねて明るさを演出します。
⑤淡いアイカラーに合わせて、アイラインはリキッドタイプのブラウンをチョイス。まぶたに沿うように引きます。マスカラはボリューム面で一度塗りしてメリハリのある目元に。
⑥眉はパウダーでグラデーションを作りながら並行めに仕上げます。目尻を抜けるように書いたら、(A)を眉下に。眉下に自然な光を入れることで、顔全体に立体感を演出できます。
LIP
ピュアセラムルージュ キャラメルベージュを指で全体にポンポン付けして唇に血色を持たせます。
CHEEK
ライトブラッシュ パプリカを平行気味にのせ、頬にナチュラルな血色感をプラス。
\完成!/
目元はさりげないきらめきをまとえるパール×グリーンのアイカラーを、頬と口元には肌なじみのよいオレンジブラウンを組み合わせれば、派手見えしないのにこなれ感のある仕上がりに!
眉下、まぶた、口元にポイントでツヤを入れることで、ナチュラルだけど華やかな美人顔をつくれます。
【派手顔×ブルべ】
やわらかな発色のピンクを使ったワントーンメイクでこなれ感を演出
強めな印象になりやすい派手顔ブルベさんは、透明感のある淡い発色のピンクを使ったワントーンメイクがぴったり。やわらかな発色の上にパールの質感を重ねれば、自然な立体感のあるこなれ顔に仕上がります。
\ベストマッチカラー/
HOW TO MAKEUP
EYE
①淡いピンクのアイベースカラー(A)をアイホール全体に広げます。
②締め色ブラウン(C)を細チップで目尻側1/3にぼかしながら入れます。
③パール質感の明るめピンク(D)を目頭側にポンポンとのせます。
④下まぶたはニュアンスカラー(B)を全体に淡くのせた後、(C)を目尻側1/3にアイラインのように入れてほどよく目を引き締めます。
⑤ブラウンのペンシルアイライナーで全体的にまつ毛の隙間を埋めたら、マスカラはロング面を使用して抜け感のある印象に。
⑥眉は甘くなりすぎないように眉尻を少し長めに仕上げたら、太チップに(B)を取り眉山にのせて左右に広げます。
LIP
リップには血色感のあるカラーエッセンスリキッド ピンクペタルをチョイス。輪郭はポンポンと指でぼかしてグラデーションをつくって、さり気ない明るさを演出します。
CHEEK
ライトブラッシュ プラムをやや角度をつけて頬にのせます。やわらかいピンク系のメイクに青みを足すことで、甘くなりすぎない印象に。
\完成!/
ピンク系でまとめたワントーンメイクの完成!眉にもアイカラーをのせると目元の色味と統一感が出て、一気にこなれた仕上がりに。
甘くなりやすいピンクカラーも、頬や口元にブルべさんの得意な青みカラーをポイント使いすると、甘くなりすぎずに凛とした印象をつくれます。
自分にベストマッチなカラーを使うだけで普段メイクがワンランクアップ
パーソナルカラーや顔立ち。自分の特徴に合った色を組み合わせれば、「ナチュラルだけどなんだか素敵!」な垢抜けた印象をつくれます。この機会に、普段メイクをアップデートしてみてはいかがでしょうか?
監修/柳野理恵
撮影/永澤結子
文/仲野もも
編集/橋本桜・伊藤幸子
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