“自分に合う基礎化粧品”が見つからない｜なんでも相談室「今日はどうされましたか？」#1

清水「自分に合う基礎化粧品とは何か」って、誰もがぶつかる悩みですよね。

柳野そうですね。自分に合う基礎化粧品を見つけるための方法として、私がお伝えしている3つのステップがあります。まず、最初のステップが、自分の肌状態と感じているお悩みを知ること。

柳野肌状態は、季節やその日の環境、前日食べたものなど、様々な要素が関わってきます。自分の肌性を思い込まず、こまめなセルフチェックでその都度、確認をするのが大切です。

清水私、ずっと乾燥肌だと思ってケアしていたのに、実は脂性乾性肌（混合肌）だったんですよ…。それでスキンケアを見直して、ニキビファイターから卒業した経験があります。肌性を思い込まないで！と強く言いたい（笑）。

柳野セルフチェックをして肌性を知ったら、次は基礎化粧品のラインを決めましょう。一番気になる肌悩みをケアするものかどうか、で選びます。

清水乾燥に悩んでいるなら保湿重視のライン、年齢肌*1が気になるならエイジングケア*2ライン、といった具合に絞り込んでいくんですね。

柳野最後に、プラスでケアしたい悩みに対応した美容液を選びます。

清水選んだ後、「合う」「合わない」はどのように判断すればいいのでしょう？

柳野使用した翌日の朝、肌の触り心地が前日と比べて柔らかくなっているか、肌の印象が少し明るく見えるか、ハリ感はどうか、などをチェックします。OKであれば、まず1ヶ月間、使い続けてみましょう。肌の生まれ変わりは約1ヶ月かかるので、1ヶ月後に再度、悩みを感じる頻度が減ったか、部分的でも違いが感じられるかなどを確認します。悩みによっては、効果を感じるまでに数ヶ月から年単位かかることも。チェックリストに当てはまるようなら、安易に変えずに長い目で使用することも大切です。

柳野ただし、肌状態は季節や生活習慣などの影響を受けて変化するもの。肌状態の変化に合わせて、使用量を調整したり、美容液を追加したりと、その都度、調整をしていきましょう。肌は1ヶ月弱で生まれ変わるので、理想は月に一度、少なくとも季節の変わり目になる3ヶ月ほどのタイミングで、きちんとしたスキンチェックを受けるのもいいですね。

清水なるほど！ずっと同じものを使い続けるのではなく、定期的な見直しが必要なんですね。