【まずはチェック】あなたの肌がくすむ原因はどれ?
朝は透明感のある肌だったのに、夕方になると顔色がどんより…。肌本来の明るさよりも暗く見える状態の「くすみ」は、早ければ20代から(!)少しずつ現れます。原因は紫外線や血行不良など様々あり、複数の原因が重なることも。くすみを効率よくケアするためにも、まずはあなたの肌をくすませる主な原因をチェック。それぞれの原因に合ったお手入れをしていきましょう!
あなたのくすみのタイプをチェック!
あなたの毎日を振り返ってみましょう。生活リズムや習慣、食生活、肌の状態など、以下の項目のうち、思い当たるものすべてをチェックしてみてください。
空調がきいた部屋にいることが多い A
幼い頃から肌が乾燥しがち A
屋外で過ごすことが多い A、B
1日中室内にいる時はUVケアをしない B
日焼けしやすい B
Tゾーンがテカりがち D
ベタつかず、さっぱりしたスキンケアが好き D
こってり脂っぽい食べ物が大好物 D
季節を問わず、手足が冷たい C
顔色に血色感がなく、具合が悪そうに見える C
湯船につからず、シャワーで済ますことが多い C
定期的に運動をする習慣がない E
ごはんやパスタなど炭水化物が大好き E
顔色が黄色っぽく見える E
A〜Eの中で、当てはまる項目が最も多かったのはどれですか? 複数の原因が重なって肌がくすんでいる場合があるので、当てはまる項目が同数だった場合はどちらもチェックしておきましょう。
Aが多かったあなたは、「乾燥ぐすみ」タイプ
「肌の乾燥も、くすみの原因になるの?」と思ったあなた。乾燥によるキメの乱れは、肌がくすむ原因の1つなのです。そもそも、乾燥した肌は、肌表面の古い角質が剥がれ落ちず肌表面に溜まってしまいます。それが角質肥厚を引き起こし、くすみにつながっていきます。肌が乾燥し、角層の水分が不足してしまうと、結果的に顔全体の透明感を奪ってしまうのです。
「乾燥ぐすみ」におすすめのお手入れ法
まずは、肌表面に溜まった不要な角質を取りのぞくこと。そして肌に水分をしっかりと入れることを心がけましょう。
スペシャル洗顔で、不要な角質を取りのぞく
肌表面に蓄積したくすみの原因をオフしてくれるスペシャル洗顔を、毎日のスキンケアに投入。ピーリングやスクラブ洗顔などの場合は、1週間に2、3回のペースで使うことが推奨されることも。アイテムにより、正しい頻度で取り入れましょう。
Recommend Item
ぷるんと弾力のあるジュレと、スクラブ・ボタニカルウォッシャー*1が蓄積したくすみをオフ。“水ワセリン”とも呼ばれる「濃密ウォータージェリー*2」で、洗い上がりの肌はもっちり。乾燥ぐすみが気になる肌にぴったりのスペシャル洗顔です。
*1 セルローススクラブ(古い角質や汚れを除去し、くすみを払うスクラブ剤)*2 PEG-75、プロパンジオール(保湿成分)
また、朝晩に行ういつもの洗顔はきめ細かな泡を立て、肌の上で泡を転がすようにして洗うのがポイント。注ぐときのお湯の温度が高すぎると肌のうるおいまで奪ってしまうので、お湯は36度程度をキープしましょう。
スキンケアは保湿重視
肌にしっかりと水分を届け、肌を整えてくれるようなスキンケアアイテムをセレクト。目のキワや小鼻、口周りにも指を沿わせて、顔全体に水分を押し込むようなイメージでつけましょう。仕上げはハンドプレスを。手に肌が吸い付くような状態になったら、水分が肌に行き渡ったサインです。
Recommend Item
オルビスユーシリーズ(医薬部外品)
肌をうるおいで満たし、肌本来の力に着目したオルビスユー シリーズ。肌を整えるカギとなる「保湿」にこだわり、肌*3深くからふっくらするようなハリ感をサポートします。
*3 角層まで
ラインナップ
オルビスユー フォーミングウォッシュ
オルビスユー エッセンスローション
オルビスユー ジェルモイスチャライザー
飲むだけの簡単スキンケアをプラス
職場など、どうしても乾燥しがちな環境にいる時は、内側からのケアもおすすめ。乾燥が気になった時はもちろん、気になる前にも先手のケアとして、毎日のスキンケア習慣に取り入れてみましょう。
Recommend Item
顔だけでなく、全身の乾燥にアプローチしてくれるオルビス ディフェンセラ。希少な「米胚芽由来のグルコシルセラミド」を飲むことで、肌の水分を逃しにくくなります。1日1スティック、気軽にトライできるのも魅力です。
紫外線対策も忘れずに
肌のバリア機能を弱めてしまう紫外線は、乾燥を悪化させる要因にもなります。UV対策は季節を問わずしっかりと。
Bが多かったあなたは、「紫外線ダメージ」タイプ
紫外線を浴びると、肌の防御反応が働いてメラノサイトが活性化。過剰にメラニンが生成されてしまいます。紫外線の影響で乾燥した肌は、肌表面の古い角質が剥がれ落ちず肌表面に溜まってしまいがちなので、メラニン色素を含む古い角質が肌の表面に溜まり、顔色が濁って見えてしまうことに…。メラノサイトは年齢とともに活性化し続けるため、年を重ねるごとに紫外線ダメージが現れる可能性が増えていきます。
「紫外線ダメージ」におすすめのお手入れ法
メラニン色素を蓄積させないこと、そして毎日のUVケアを徹底することがポイント。また、スキンケアやベースメイクアイテムには、美白効果のあるものを選ぶようにしましょう。
美白効果のあるスキンケアを投入
肌のターンオーバーを促進することでメラニンの蓄積を抑え、シミ・ソバカスを防いでくれるスキンケアを使うようにしましょう。普段使っているスキンケアアイテムから、美容液を美白効果のあるものに変えるだけでもOK。
Recommend Item
ポーラ・オルビスグループ独自の美白*4有効成分「m-ピクセノール*5」がターンオーバーを促進し、メラニンを微細化することでメラニンの蓄積を抑え、シミ・ソバカスを防きます。保湿成分も配合し、「うるおい」「キメ」「美白」トータルで肌をサポートしてくれる、「紫外線ダメージ」対策の強い味方。
*4メラニンの蓄積を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ *5デクスパンテノールW
オールシーズンで徹底したUVケアを
紫外線だけでなく、くすみ*6もケアする機能のあるUVアイテムがベスト。肌の摩擦もくすみの原因になるので、塗布する時は肌をこすらないようにしましょう。
*6 乾燥や角質肥厚、キメの乱れによるくすみ
Recommend Item
SPF50+、PA++++の強力な紫外線カット効果に加えて、メラニンの過剰生成を防ぐ美白*6とシワを改善する機能も備えたハイスペックな日焼け止め。紫外線から肌を守りながら、肌トーンもケアしたいならコレがおすすめ。
*6 メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ。
メラニンを溜めない習慣をつける
毎日の丁寧な洗顔と定期的なスペシャルケア洗顔で、古い角質をオフしましょう。また、適度な運動や入浴で代謝を上げ、肌の生まれ変わりを促すことも有効。運動する時間がない方は、体が温まる程度の簡単なストレッチでもOK。
Cが多かったあなたは、「血行不良ぐすみ」タイプ
血行がよければ、皮膚の下に流れる毛細血管の色が透けて、肌はほんのり赤みを帯びるもの。反対に、疲労や加齢、冷えなどで血液やリンパの流れが滞ると、毛細血管の色が暗く濁り、顔色が悪く見えてしまいます。さらに、肌に必要な栄養が行き渡りにくくなるので、ターンオーバーのサイクルが遅くなり、うるおいを抱える力が低下。角質肥厚も引き起こし、結果として肌がくすんでしまいます。
「血行不良ぐすみ」におすすめのお手入れ法
体を動かしたり、温めたりして、全身の血行を促進。血液やリンパの巡りを良くしましょう。加えて、正しい洗顔とスキンケアで、乱れたターンオーバーを整えるサポートを。
血行を促し、悩みの原因を取りのぞく
全身の巡りを良くするために、適度な運動や入浴を心がけましょう。また、長時間同じ姿勢でいることが多い方は、肩甲骨を動かすストレッチをこまめに行うとベター。顔にも血流を巡らせるようにしましょう。
睡眠をたっぷりとる
寝ている間に成長ホルモンが分泌されて肌の生まれ変わりが進むため、寝不足は血行不良の大敵。就寝前のスマホや夜更かしなど、十分な睡眠時間の確保を妨げるような習慣がないか、見直すようにしましょう。
Dが多かったあなたは、「皮脂ぐすみ」タイプ
過剰に分泌された皮脂は、空気に触れると酸化して過酸化脂質に変化。肌は暗く、くすんだ印象に見えてしまいます。さらにファンデーションなどのメイクの油分が混ざると、さらに肌の明るさを低下させることに…。また、皮脂は紫外線を通しやすくするので、紫外線の影響も受けやすくなります。過剰な皮脂を放っておくと、乾燥や紫外線などによる肌への影響を誘発してしまうかも。
「皮脂ぐすみ」におすすめのお手入れ法
余分な皮脂を取りのぞき、脂性肌、脂性乾性肌に合った正しいスキンケアを行うことがポイント。うるおいが不足すると余計に皮脂が分泌されてしまうため、肌の水分補給も心がけましょう。
正しい洗顔と皮脂ケアを徹底する
朝晩の洗顔と定期的なスペシャル洗顔で、余分な皮脂をオフ。商品の使用頻度を守り正しい洗顔を心がけましょう。また、日中はあぶらとり紙でこまめに皮脂のケアを。Recommend Item
「皮脂ぐすみ」が気になる方におすすめなのが、Wの酵素*7で皮脂とたんぱく汚れを分解して洗い落とすパウダーウォッシュプラス。ホイップのような弾力泡と3つの保湿成分*8配合で、肌をいたわりながら余分な皮脂を落とします。
*7 たんぱく質分解酵素(プロテアーゼ)と皮脂分解酵素(リパーゼ) *8 ローヤルゼリーエキス、ヒアルロン酸、コラーゲン
皮脂を取りのぞく時に、肌を擦るのは絶対NG。オルビスのあぶらとり紙なら、肌あたりがやわらかく、肌にそっとのせるだけで皮脂を吸収してくれます。大判タイプなので、1枚で顔全体の皮脂をオフできるのもうれしいポイントです。
間違ったマイナス美容を見直す
テカりやすいからといって、保湿を適当にするのは逆効果。化粧水で肌をうるおした後、脂性肌の方は油分不使用のスキンケアを使い、脂性乾性肌の方は乾燥する部分には油分を補うなど、肌に十分な水分を与えた上で、状態に合ったケアをしましょう。
Eが多かったあなたは、「糖化ぐすみ」タイプ
糖化とは、食事で摂った糖質がエネルギーとして消費されずに蓄積し、体内のタンパク質と結びついて、黄褐色の老化物質(AGEs)が生成されること。老化物質(AGEs)は一度生成されると分解されにくいのが特徴で、年齢とともに蓄積していきます。老化物質(AGEs)は黄褐色なので、皮膚の細胞に沈着すると肌が黄色っぽくくすんで見えてしまうのです。
「糖化ぐすみ」におすすめのお手入れ法
大切なのは、老化物質(AGEs)を作らせないこと、生成された老化物質(AGEs)を消費すること、そして、肌への悪影響をケアすることです。食事も含む生活習慣を見直し、肌リズムを整えるようにしましょう。
生活習慣から肌リズムを整える
肌が生まれ変わる周期を正しく整え、老化物質(AGEs)が蓄積されないようにするのもポイント。毎日の入浴で代謝を上げ、十分な睡眠を取り、肌のターンオーバーをサポートしましょう。
体内の老化物質(AGEs)をつくらせない
炭水化物や甘いものなど、老化物質(AGEs)生成の元となる糖質を過剰に摂取しないように心がけましょう。また、適度な運動を習慣づけ、糖質をエネルギーに変えて消費することで、老化物質(AGEs)の生成を抑えることができます。
肌がくすむ原因を知り正しいケアをすることが、クリアな素肌への近道!
「乾燥」や「皮脂汚れ」など、肌がくすむ原因は様々。それぞれの原因に合ったケアをすることで、より効率的に透明感のある肌を育てることができます。また、肌が乾燥してしまうと、くすみをより悪化させることに。うるおいは肌本来の力を活かす大事なポイントと心得て、肌に水分が足りているか見直してみましょう。
編集/間野加菜代(Cumu)
イラスト/二階堂ちはる
監修/島田久美子 赤井未来