【遠心or求心？】顔タイプ別で見るアイラインの引き方3パターン！

顔立ちは人によってさまざま。似合う色や骨格がタイプ分けできるように、顔立ちにも複数のタイプが存在します。

フェイスタイプ（＝顔タイプ）は輪郭や目・鼻・口などのパーツ位置によって測定されたフェイスプロポーションから割り出され、オルビスでは均整のとれた理想的な配置をゴールデンプロポーションと呼んでいます。

例えば、目と目の距離のゴールデンプロポーションは1：1。それよりも目と目の距離が近いと求心顔（寄り目さん）、反対に距離が離れていると遠心顔（離れ目さん）となります。

目と目の距離がゴールデンプロポーションより離れているのが遠心さん。やわらかい印象を与え、実年齢より若く見られることが多いのが特徴です。

ゴールデンプロポーションよりも、目と目の距離が近いのが求心さん。目元の印象がハッキリとしているため、知的でクールに見られることが多いのが特徴です。

 

フェイスタイプによってメイクで意識したいポイントは変わってきますが、それはアイラインでも同じこと。アイラインの引き方は目の横幅ぴったりのジャストライン、横幅よりも長く伸ばす、目頭にプラスする目頭切開ラインなどさまざまな方法がありますが、フェイスタイプでそれぞれの印象が変わってくるんです。

ここ最近、マスク生活で目元が強調されるため、目の位置（距離）や形を意識してアイラインを引くのもおすすめ。アイラインの引き方でコンプレックスが解消されたり、なりたい自分に近づくことができたりしますよ！

次の章からは、遠心・求心のフェイスタイプ別にアイライナーの引き方をご紹介。なりたい印象やお悩みにあわせていろいろな引き方を試してみましょう！

目の横幅ぴったりに引くジャストラインは、目の形やバランスがそのまま映える仕上がりに。

やわらかく優しい印象の遠心さん。目の幅ぴったりにラインを引くと、その魅力が伝わる仕上がりになります。

 

知的で、目の印象が強いのが求心さんの魅力です。ジャストラインではその印象のまま、目が少し大きくなったような仕上がりに。

 

目の横幅よりも目尻側を長めに引くのが“目尻長めライン”。目の横幅を大きく見せたり、エレガントな印象に見せたりすることが出来ますよ。

目尻側のアイラインを長めにスッと伸ばすと、モードな印象が強調されてよりおしゃれな雰囲気に。その一方、顔の中央に余白が目立つようになるため、目尻側からはみ出すラインの長さや、他のパーツのメイクには注意が必要です。顔の中央の余白が気になる方は、ノーズシャドウを入れるなどの工夫をしてみるのもおすすめですよ。

 

求心さんが目尻のラインを長めに引くとエレガントな印象に！顔の外側の余白が減るため、小顔に見える効果もありますよ。顔の中心から視線を分散させたいという方におすすめの引き方です。

 

目頭の三角ゾーンにアイラインを引くのが“目頭切開ライン”。目の印象が強く見え、彫りが深くなったような印象に。

遠心さんが目頭切開ラインを引くと、彫りが深く見えます。目と目の間の距離が緩和され、知的にも見えますね。離れ目のコンプレックスを解消したい、目元の印象をアップさせたいときにおすすめの引き方です。

 

求心さんが目頭切開ラインを引くと、目元の印象がより強くなります。目の距離が近くなって外側の余白が強調されるため、他のパーツのメイクには注意が必要。アイカラーでは目頭側にあまり濃い色を塗らない、フェイスラインにシェーディングを施すなど工夫してみるのもおすすめです。

 

今回は3パターンの引き方を紹介しました。他にも目尻のラインを跳ね上げるのか下に向かって伸ばすのか…など、ラインの引き方はさまざま。目の印象が顔立ちの印象を大きく左右する今だからこそ、アイラインの引き方を色々試してみませんか？

 

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ペンシルアイライナー 

繊細な目の際にも優しいタッチでするっと描ける、ペンシルタイプのアイライナー。テクニックなしでも上手に描けて、失敗知らず！まつ毛の隙間を埋めるのにもおすすめです。汗や涙、皮脂にも強く、美しい仕上がりを長時間キープします。

 

リキッドアイライナー

なめらかなタッチで理想のラインを描けるリキッドタイプのアイライナー。汗・皮脂に強く印象的な目元をキープします。落とすときはお湯でするんとオフできるのも嬉しいポイント。

 

監修／樋口祐紀
撮影／永澤結子
イラスト／二階堂ちはる
編集／清水尚美