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【パーツ別】メイクの仕上がりがアップする簡単テクニック7選|美容のプロに聞いてみました!

今回の「美容のプロに聞いてみました!」ではいつものメイクに“プラス数秒”で仕上がりがアップするコツ(=秒テク)をお届け。メイク初心者さんはもちろんのこと、もっと上手になりたい方、できるだけ簡単に済ませたいという方にもおすすめのテクニックを集めましたのでぜひご覧ください!

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眉のテクニック

メイクにおいて眉は重要なパーツ!だからこそ、苦手意識を感じている方も多いですよね…。うまく描けない、すぐ落ちてしまうと感じる方は下記の秒テクを参考にしてみて。

① “眉の中”をティッシュオフ!

眉の中に不要な水分や油分が残っていると、アイブローがうまくのりません。狙った線を描けないだけでなくアイブローのもちが悪くなる原因に…。眉メイクの前には折りたたんだティッシュで、眉中に残ったスキンケアやファンデーションをふき取りましょう。

② スクリューブラシで毛流れを整える

髪に寝ぐせがつくようにメイク前の眉にもくせがついています。また、前述したとおりスキンケアやベースメイクによって眉が濡れていることもあるので、眉を描き始める前はスクリューブラシでサッと毛流れを整えましょう。寝ている毛も立ち上がり、立体的な眉を描くことが出来ますよ。①でティッシュオフしたあとにおこなうのがおすすめです。

目元のテクニック

ここではアイカラーの指塗りがキレイに仕上がる方法を2つ紹介します。覚えておけば、時短にもなりますしメイクパターンの幅も広がりますよ!

③ 単色で盛れる“ワイパー塗り”

まずはアイカラー1色で仕上げる際のテクニック。指の腹にアイカラーをとったら、指をワイパーのように左右に動かしてなじませるだけ!このとき、目のキワから眉側に向かってジグザグになじませるのがポイントです。

単色でも濃淡でグラデーションを作ることができ、ナチュラルな立体感を演出できますよ。時間がない時にも使えるので、ぜひマスターしておきましょう!

④ 2色グラデは塗る順番de印象チェンジ!

オルビスのツイングラデーションアイカラーのように、2色のアイカラーを使えばよりメリハリのあるグラデーションが完成!濃淡2つのカラーでつくるグラデーションは、なりたいイメージにあわせて塗る順番を変えるのがおすすめです。

目元が主役!キリッと見せたい
濃⇒淡(図:A⇒B)濃い色がまぶたに直接のるため、鮮やかな発色に。

ナチュラルでふんわり明るい印象に見せたい
淡⇒濃(図:B⇒A)淡い色の上に濃い色がのるためマイルドな発色に。

いずれの順番でも、「淡い色はアイホール全体」、「濃い色は目のキワからアイホールの半分まで」と塗る範囲は変わりません。というのも、「濃⇒淡」で塗るとまぶたに直接濃い色がのるため、深みのある印象に。一方「淡⇒濃」で塗ると、淡い色の上から濃い色がのるためマイルドな発色になる、というわけなのです。

順番を変えるだけで簡単に印象をチェンジすることができますよ。

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ツイングラデーションアイカラー

濃淡2色を重ねるだけでトレンド感のあるツヤめく目元が完成する大人気アイカラー。あなたの肌色を活かして顔全体の印象を引き立たせる、全6種のカラーラインアップです。

 

唇のテクニック

一般的に、口紅を塗るのはメイク工程の後半もしくは最後という方が多いですが、ここではその順番に着目します!メイク前のプラスひと手間でリップメイクの仕上がりがアップしますよ。

⑤ メイク前にリップ下地を塗る

唇が乾燥していてリップカラーがうまくのらないという方はリップ下地を取り入れてみてはいかが?おすすめの塗布タイミングはスキンケア時!メイク前に塗っておけば、ほかのパーツをメイクしている間にしっかりなじんでくれますし、リップカラーを重ねたときの仕上がりや色持ちもアップします。

また、マスク生活でリップは保湿だけという方にもリップ下地はおすすめ。ケア効果やUVカット効果、ほんのり発色するものなど好みやライフスタイルにあわせて選んでみてくださいね。

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リップバームUV SPF25・PA++

UVケア、保湿、ナチュラルメイクが叶うリップスティックがリニューアルして新登場!誰にでも似合いやすいニュートラルなピンクカラーで血色感をプラス。単品使いはもちろんのこと、リップ下地としても使えますよ。

 

肌のテクニック

最後はベースメイクのテクニック。工程が多く、お悩みも多いパーツなだけに仕上がりがアップする秒テクはぜひ習得してほしいところです…!ここではツールの使い分けや塗り方のコツをご紹介します。

⑥リキッドファンデは指塗り&パフのハイブリッド!

リキッドファンデーションを指で塗っているという方も多いと思いますが、仕上げはファンデーション用パフでなじませるのがおすすめ。目元などの細かい部分や鼻周りの凹凸は、指よりもパフの先端を使う方が簡単ですし、塗りムラも防げます。指だけで完璧に仕上げるよりも時短になるのでぜひお試しを!

⑦ 仕上げ用パウダー、目の下はパフでON

ベースメイクの仕上げ用パウダー。ブラシとパフ、あなたはどちらで塗っていますか?一般的にブラシで塗るとナチュラルでツヤのある仕上がり、パフで塗るとふんわりフォギーに仕上がります。ツールは仕上がりの好みに応じて使い分けるのがベストですが、ブラシ塗り派さんの方も目の下に限ってはパフ使いがおすすめ!目元は、まばたきや表情の変化でよく動き、かつ凹凸があるパーツなので、パフでおさえるように塗布するのが◎です。

<番外編>いいことだらけの“産毛シェービング”

テクニックではありませんが、メイクの仕上がりをアップさせる方法として顔の産毛シェービングをおすすめします。

定期的に顔の産毛を処理することで、肌の明るさがアップする、メイクのノリやもちがアップするなどの嬉しい効果がたくさん得られます。ご自分で処理する場合は、カミソリの刃をやさしく当て、毛流れに沿って剃るようにしましょう。市販の電動シェーバーが便利です!

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リキッドファンデーション用パフ (写真:左上)

やわらかくもっちりとした肌触りのリキッドファンデーション用パフ。しずく型なため、先端が細かい部分や凹凸にもフィット。ムラなく簡単に仕上げてくれます。

 

ルースパウダー専用パフ  (写真:右下)

厚みがあり、ふっくらとした触りごこちのルースパウダー用パフ。毛足が適度に長いため、ファンデーションの質感を損なわずにふんわりとパウダーをまとうことが出来ます。

 

プラスの秒テクで明日からのメイクをアップデート!

今回紹介したテクニックはどれも簡単なものばかり!とくに+10秒で実践できる眉のテクニックはぜひ明日から取り入れてみてください。ほんの少しのことですがきっとメイクの仕上がりがアップするはず…!毎日のメイクも楽しくなるかもしれませんね。

島田久美子
オルビス エグゼクティブビューティディレクター。
複数の化粧品会社において、アドバイザーとして活躍。美容マニアで「キレイになることを諦めない」がモットー。豊富な接客経験と美容に関する膨大な知識を元に、現在は店舗接客のコンサルティングや育成、各ブランドの美容コンセプトの構築支援を手がける。

監修/島田久美子
撮影/永澤結子
取材・文/清水尚美

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