新しいメイクツールで新生活を迎えよう!|美容のプロに聞いてみました!
新生活、メイクを始める方やもっと上手になりたい人は、ぜひツールに注目してみて!毎日使うメイクツールにこだわれば、コスメのパフォーマンスを最大化できるなどのメリットが得られるんです。今回はメイクツールを選ぶポイントや、買い替えにおいて注意したい点などを紹介します。新しいメイクツールで、心もすっきりと春を迎えませんか?
美容のプロがメイクツールにこだわるわけ
美容のプロはブラシやパフなどのメイクツールを細かく使い分けていますが、それはなぜでしょうか?実はメイクツールにこだわることで得られるメリットがあるんです。
①コスメのパフォーマンスを最大化できる
まず、メイクツールにこだわることで、コスメのパフォーマンスが上がります。
\付属ブラシの特徴/
・コンパクトで持ち運びに便利
・手軽に使える
・小さいため、きれいに仕上げるにはコツが必要
\専用ブラシの特徴/
・柄が長く、持ちやすい・毛量が多く、ムラになりにくい
・耐久性が高い
専用のツールは付属のツールよりも使いやすさの面では優位!付属のブラシはパレット内に収まるよう、持ち運び重視で作られています。一方、専用のブラシは使用感や仕上がりを重視して作られており、柄が長くて持ちやすい、毛量が多いため簡単に仕上げられるなどといった長所があるのです。また、耐久性が高いところもうれしいポイントです。
自宅では専用ブラシ、持ち歩きには付属ツールといったように使い分けるのがベターと言えます。
②メイクの幅が広がる
ベースメイクひとつとっても、使用するツールによって仕上がりの違いはさまざま。目的や部位ごとに使い分けるのがおすすめです!
ファンデーションの塗布に使用されることが多いパフは、スポンジとも呼ばれます。合成ゴムや天然ゴム、発泡ポリウレタンなどの素材でできているものが多く、手軽さはダントツです。
▼いつ使う?
・リキッドファンデーションの仕上げやパウダリーファンデーションを塗る時に。
・狙った部分に正確に塗布できるため、目元や毛穴が気になる鼻周りにも。
▼特徴
・密着度が高く、ムラなく均一に塗布できる。
ルースパウダーに付属されていることも多い起毛パフ。綿やナイロン、ポリエステルなどの繊維が使用されていることが多く、ふわふわの肌触りが特徴です。毛足の長さで使用感や仕上がりが変わり、一般的には毛足が長いほど粉含みが良いとされています。
▼いつ使う?
・ルースやプレストパウダーを塗る時に。
▼特徴
・スポンジと同じく狙った部分に塗ることができる。
・毛足が長いため、スポンジよりも軽やか。
・ふんわりフォギーな仕上がりで、磨き上げたような肌に。
▼いつ使う?
・パウダー系アイテム全般に。
▼特徴
・少ない力で広範囲に塗布でき、テクニック不要で自然にぼかせる。
・スポンジ、パフ、ブラシの中で最も薄付き。
・ファンデーションの上からフェイスパウダーを重ねても、ファンデーションのツヤ感を残せる。
ファンデーションやフェイスパウダーを何で塗るか迷ったことがある人も多いでしょう。基本的には、以下のような仕上がりを参考に選んでみて!
・しっかりカバーしたい >> スポンジ
・ふんわり仕上げたい >> パフ
・ナチュラルに仕上げたい >> ブラシ
メイク上級者は各ツールの特徴でご紹介したように、塗布する部位に合わせて使い分けても良いでしょう。
意外と知らない?メイクツールの買い替えドキ!
衛生面も考えると、ファンデーション用パフはこまめに洗浄したいところ。また、衛生面と機能面を両立させるには、劣化したら適切に買い替えるのも重要です。
特に注意したいのはビューラー!見た目で劣化が分かりにくいため、つい古い物を使い続けてしまいますよね。しかし、古いゴム、ビューラーを使うとまつげが上がりにくくなったり、無理な力がかかってしまう可能性が。まつげを傷める原因となるため、ゴムをこまめに交換するのはもちろん、本体の買い替えも検討しましょう。ゴムは3ヵ月を目安に交換し、ビューラー本体は2年を目安に劣化していないかチェックしてみて!
\買い替えチェックポイント/
パフ(スポンジ)
・ガサガサしている(肌当たり)
・洗っても汚れが落ちない
ブラシ
・肌当たりが悪くなった
・洗っても汚れが落ちない
・毛が抜ける
・毛量が減った
ビューラー
・ゴムを替えても上がりにくい
・替えゴムがうまくはまらない
・支柱がぐらぐらしている
・買ってから2年経っている
メイクの仕上がりや、ニキビなどの肌トラブルが無い健康的な肌の為にも、パフは毎日新しい面を使いたいもの。ブラシも使用後は毎回ティッシュオフし、ごわつきや汚れを感じたら洗うようにしましょう!
専用ツールで毎日のメイクをもっと楽しく!
メイクツールは毎日使うものだからこそこだわりたいもの。新生活でメイクをこれから始める人はもちろん、メイクをランクアップさせたい人にも専用ツールはおすすめです。また、メイクツールを新調すれば、心もすっきり。長らく同じものを使い続けていた人は、新生活を機に買い替えも検討してみてはいかがでしょうか?
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監修/島田久美子
構成・撮影・編集/清水尚美