• 初回購入特典

1品からでも送料無料(当社負担)

商品点数
合計金額
新商品

新商品 11/20新着

オルビスユー ミスト
オルビス レチフォーカス アイクリーム
オルビスアンバー プロカバーリングBB

特集

  • しっとり、うるおう冬の徹底保湿ルーティーン
  • 必要な“目元ケア”はどれ?3つの美容液を徹底比較!
マイページ
カート
メニュー 閉じる
  • スキンケア

9023 view

肌性って何?特徴とケア方法を徹底解説|美肌の近道!肌性入門

人には、もって生まれた“肌性”があります。自分の肌性を見極めて、適切なお手入れをすることは、美肌を保つうえでとても大切。美容のプロが、それぞれの特徴やケアのポイントを解説します。

この記事をお気に入りに追加

そもそも、”肌性”ってなに?

肌性は、肌の水分量と皮脂量のバランスによって、大きく4つに分けられます。遺伝的な素因で決まるため、季節や加齢などによって多少の変化があるものの、基本的に大きく変わることはありません。生まれもった、根本的な肌の性質のことです。

4つの肌性とは、「普通肌」「脂性肌」「脂性乾性肌」「乾性肌」。それぞれ異なる特徴をもち、各肌性によって肌悩みの傾向も変わってきます。肌性と肌悩みをきちんと見極めた対策をすることが、美肌をキープする秘訣。肌性に合っていないお手入れを続けると、トラブルやエイジングを加速させてしまう可能性も。自分がどのタイプかチェックして、スキンケア選びやお手入れの参考にしましょう。

 

肌性タイプ1 普通肌

【肌の特徴】

・水分と皮脂のバランスがとれた肌

・見た目がつるんとしていて、触るとみずみずしい弾力がある

・比較的キメが細かく、毛穴があまり目立たない

・うるおいがあり肌の生まれ変わりのリズムも整っているので、刺激を受けにくい

・肌表面がなめらかなのでファンデのノリがよく、メイクがくずれにくい

 

【現れやすい肌トラブルの傾向】

普通肌は、基本的に肌トラブルが少なめ。ただし、季節の変化を受けやすく、夏は汗をかき皮脂量が増えるためTゾーンがベタつく、冬は顔全体が乾燥気味になるなど、外気の環境に左右されやすくなります。また、季節の変わり目は肌が敏感な状態 に傾くことも。

 

【お手入れのポイント】

スキンケア選びでは、保湿力を優先しつつも、テクスチャーや後肌の仕上がりなど好みで選んでOK。お手入れでは、乾燥しやすいところはたっぷりと保湿するなど、部位によって使用量を調整しましょう。季節の変わり目は、うるおいやハリを強化するケアをプラスするのがおすすめです。

 

肌性タイプ2 脂性肌

【肌の特徴】

・水分も皮脂も多い

・見た目にはうるおいとハリ感があり、シワができにくい

・顔全体がベタつきやすい

・水分も皮脂もたっぷりあるので、ゆらぎにくい

・皮脂が多いので、メイクがくずれやすい

 

【現れやすい肌トラブルの傾向】

水分が多いこと自体はあまりトラブルを招きませんが、問題となるのは過剰な皮脂。皮脂が多いと肌はベタつきやすく、キメが粗くなり毛穴が目立ちやすくなります。また、角質肥厚によるザラつきやゴワつき、皮脂の酸化によるくすみも現れやすい傾向が。肌のトーンが黒っぽくなりがちです。顔全体にニキビができやすいので、きちんと対策することが必要。また、年齢を重ねると、水分・油分ともに減っていき、肌内部のバランスが乱れてしまうこともあります。

 

【お手入れのポイント】

水分も皮脂も多いので、肌土台のうるおい力は高めですが、引き算のお手入れはNG。ローションだけで終わらせると、肌を守ろうとして、より過剰な皮脂が分泌されます。モイスチャーまでしっかり使いましょう。ベタつくTゾーンなどは少なめにするなど、量やつけ方で工夫を。また、顔全体に皮脂が多いため、余分な皮脂や古い角質を取り除くケアもぜひ投入しましょう。

 

肌性タイプ3 脂性乾性肌

【肌の特徴】

・水分量が少なくて、皮脂が多い

・皮脂が多いTゾーンはベタつきやすく、頬などのUゾーンは乾燥しやすい

・肌にやや肥厚感があり、全体がくすみやすい

・水分も油分も少なめのUゾーンは、刺激を受けやすい

・Tゾーンを中心に、メイクがくずれやすい

 

【現れやすい肌トラブルの傾向】

脂性乾性肌は、肌内部の水分と油分のバランスが乱れやすく、部位ごとに現れる肌トラブルが異なります。皮脂が多いTゾーンはキメが粗くて毛穴がやや目立ち、ザラつきやニキビ、くすみなどが現れやすくなります。一方、Uゾーンはうるおいが少ないためカサつきやハリの低下が起こり、敏感に傾きがちに。間違ったお手入れをすると、TゾーンとUゾーンそれぞれの肌トラブルがより顕著になってしまうので気をつけましょう。

 

【お手入れのポイント】

Tゾーンがベタつきやすいのでうるおっているように感じますが、保湿は大切。きちんとうるおいを与えないと、肌内部がカラカラに乾いたインナードライ状態が加速。Tゾーンは肌を守ろうとしてますます皮脂量が増え、Uゾーンはうるおい不足でカサカサという悪循環を招きます。ローション+モイスチャーという基本のステップは必須です。Uゾーンはたっぷりと重ねづけをする、Tゾーンは少なめにするなど、部位ごとにつけ方を変えましょう。また、皮脂が多いと古い角質が溜まりやすくなります。ニキビやくすみ、ザラつきなどにつながるので、スペシャル洗顔を追加してクリアに整えて。特にTゾーンを重点的にケアしましょう。

 

肌性タイプ4 乾性肌

【肌の特徴】

・水分も皮脂も少ない

・キメが細かく、毛穴があまり目立たない

・表面がカサつきやすく、ツヤやハリが失われやすい

・肌内部のうるおいが逃げやすく、ゆらぎやすい

・ファンデのノリはあまりよくないが、メイクはほとんどくずれない

 

【現れやすい肌トラブルの傾向】

皮脂が少ないので、テカリやニキビといった肌トラブルは出にくいですが、うるおいをキープできないため、乾燥によるシワやシミ、くすみなど、エイジングサインが現れやすくなります。たるみによる毛穴の目立ちにも注意が必要です。また、角層のうるおいが不足するとバリア機能が低下するため、敏感肌に傾きやすくなります。最も刺激を受けやすい肌性といえます。

 

【お手入れのポイント】

お手入れでは、とにかく念入りな保湿ケアがマスト。年齢を重ねるとますます乾燥が進んでエイジングも加速するので、高保湿に加え、シワケアなどプラスαのアプローチも意識したいポイントです。コットンの繊維が刺激になる可能性もあるので、スキンケアは手でなじませて。頬などよりカサつきやすい部位は、たっぷりと重ねづけするのが正解です。うるおいをすみずみまで丁寧に行き渡らせることで、ぷるんと弾むような、ゆらぎにくい肌を手に入れましょう。また日中も、ローションなどでうるおいを補給するのがおすすめです。

 

島田久美子
トータルビューティークリエイター。
複数の化粧品会社において、アドバイザーとして活躍。美容マニアで「キレイになることを諦めない」がモットー。豊富な接客経験と美容に関する膨大な知識を元に、現在は店舗接客のコンサルティングや育成、各ブランドの美容コンセプトの構築支援を手がける。

 

イラスト/二階堂ちはる

お買いものはこちら