夕方の“どんより皮脂ぐすみ”を解消!メイク直しのポイントとおすすめアイテム|美容のプロに聞いてみました!
夕方、鏡を見たときに「なんだか顔が暗い…」と思ったことはありませんか?それは、皮脂とメイクの油分が混ざることで起こる“皮脂ぐすみ”のせいかもしれません。今回は、皮脂ぐすみが起こる仕組みとそれを解消するメイク直しのポイントを美容のプロに聞いてみました。おすすめアイテムと併せてご紹介するので、ぜひメイク直しに取り入れてみてくださいね。
日中、肌を取り巻く環境とは
私たちの肌は、約28日周期で新しい肌へと生まれ変わります。このサイクルはターンオーバーと呼ばれ、夜の就寝中に最も活発になります。つまり、肌は夜に生まれ変わっているのです。
そのため、朝起きた時の肌にはうるおいがあります。寝不足や体調不良でターンオーバーが乱れている時を除けば、基本的に朝起きた時の肌は一日の中で最もコンディションが良い状態であると言えます。
日中の肌を取り巻く環境は、朝晩に比べて過酷なもの。日常生活には、肌のうるおいを奪う様々な要因が潜んでいます。例えば、紫外線や室内の空調、花粉やほこり、ブルーライトなどの刺激により、肌からどんどんうるおいが逃げてしまうのです。
そして、うるおいが逃げることで、肌を守ろうとして皮脂が分泌されます。分泌された皮脂とファンデーションなどのメイクの油分が混ざり合い、空気に触れて酸化すると、暗くくすんだ印象になってしまいます。これが、夕方に現れる“皮脂ぐすみ”の正体です。
皮脂ぐすみを解消する3つのポイント
皮脂ぐすみによるどんよりとした印象は午後のメイク直しで払拭!ここからは、メイク直しのポイント3点とおすすめアイテムをご紹介します。
まず大前提として、日中の乾燥を防ぐためにも、朝のスキンケアでしっかり肌にうるおいを与えることが重要です。朝のスキンケアが不十分であれば、日中に肌のうるおいが逃げるスピードは速まってしまいます。肌の水分不足は過剰な皮脂の分泌に繋がるので、朝も丁寧な保湿ケアを心がけてくださいね。
日中に乾燥が気になった時は、メイクの上から使用できる化粧水でうるおい補給を。オイルカットの化粧水を選べば、メイクのよれを気にせず肌にうるおいを補給することができますよ。
黒ずんだ皮脂ぐすみには、ラベンダーカラーの下地がおすすめです。特に皮脂分泌が活発なTゾーンは、指の腹をしっかり入れ込んでなじませて。全体的にくすみが気になる方は頬の高い位置に重ね塗りをするのがポイントです。ラベンダーカラーがくすみを払拭しトーンアップ!パッと明るい印象に仕上がります。
皮脂オフ
肌あたりがやわらかく、たっぷり皮脂を吸収するあぶらとり紙。高級あぶらとり紙と同じ、日本伝統の「金箔打紙製法」で作られています。いつもポーチに入れておきたいアイテムです。
保湿ケア
オルビスユー エッセンス ローション(医薬部外品)
みずみずしくとろけるようなテクスチャーで、肌にうるおいを与える化粧水。ハリのある肌に導き、乾燥によるくすみや毛穴の目立ちを防ぎます。オイルカットなので、ファンデーションの上から使ってもしっかり浸透*1。日中のケアにもおすすめです。
*1 角層まで
気になる目元の乾燥やくすみ*2を簡単ケア。スティック状だから手を汚さずに、メイクの上からも使えます。ONでもOFFでもスマホやPCを欠かせない現代人の強いミカタ!
*2 乾燥による
トーンアップ
皮脂を抑えるだけでなく味方につける、ラベンダーカラーの化粧下地。皮脂ブロックパウダーが皮脂を固定化し、皮脂くずれを防ぎます。ラベンダーカラーが肌を自然にトーンアップさせ、皮脂ぐすみをなかったこと*3に。頼もしい逸品です。
*3 メイクアップ効果による
夕方からもパッと明るい印象に!
“夕方の皮脂ぐすみ問題”は、朝のスキンケアと午後のメイク直しで解決!ポイントを押さえて効果的にケアし、夕方以降もくすみや崩れ知らずの明るい表情で楽しく過ごしましょう!
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イラスト/二階堂ちはる
取材・編集/清水尚美