ニキビはTゾーンやフェイスラインなど、顔の中でできる部位によって、原因が異なります。
そのため、ニキビができる部位によってケア方法が異なるのです。
ニキビ対策は自分によくできるニキビの部位を知り、適切なケアを行うことが非常に大切。
今回はあご・フェイスラインにできるニキビの原因と対策を紹介します。
- あご・フェイスラインにできるニキビの主な原因
・内臓機能の低下
・ホルモンバランスの乱れ
・マスクなどの摩擦による刺激 - あご・フェイスラインのニキビの対策
・日頃のスキンケアでうるおいをたっぷり与える
・スキンケアやメイクの際は優しいタッチを心がける
・洗顔やクレンジングのすすぎ残しに気をつける
・睡眠のバランスを見直す
・食事のバランスを見直す
あご・フェイスラインにできるニキビの主な原因
内臓機能の低下
ニキビができる原因の一つとして、内臓機能の低下が考えられています。便秘と肌トラブルの関係はまだ完全に解明されていませんが、腸内フローラのバランスが崩れることが一因とされています。腸内フローラのバランスが崩れると、悪玉菌が増殖し、有害物質が生成され、腸から吸収されて血液中に流れ込むのです。身体はこれらの有害物質を体外へ排出しようとするため、皮膚からも排泄されることがあり、肌に負担がかかります。その結果、肌の調子が悪くなったり、古い角質がたまったり、ニキビや肌荒れを引き起こす可能性があります。そのため、内臓機能を整えることが、ニキビ対策にもつながるということです。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れはニキビを発生させる原因の一つです。女性の月経リズムはエストロゲンとプロゲステロンという2つのホルモンによってコントロールされています。その内、プロゲステロンは皮脂の分泌を促すと考えられているため、ニキビの原因になることがあります。
マスクなどの摩擦による刺激
マスク着用による摩擦や蒸れが、肌のバリア機能を崩し、アクネ菌の増殖を促すことが原因と考えられています。また、マスクを外した後の肌の乾燥もターンオーバーに影響を与え、ニキビの原因となる可能性があります。
あご・フェイスラインのニキビの対策
日頃のスキンケアでうるおいをたっぷり与える
肌にうるおいをたっぷり与えるためには、日頃のスキンケアが大切です。特に洗顔後には肌に水分を補給し、紫外線対策も怠らずに行いましょう。うるおいを与えることで、肌のバリア機能が低下しにくくなり、ニキビの予防につながります。
スキンケアやメイクの際は優しいタッチを心がける
スキンケアやメイクの際は優しいタッチを心がけましょう。摩擦などの肌への刺激はバリア機能が低下して、ニキビの原因になる可能性があります。
洗顔やクレンジングのすすぎ残しに気を付ける
洗顔やクレンジングのすすぎ残しには気を付けましょう。特に小鼻やフェイスラインなどがすすぎ残しをしがちな箇所です。肌に残った洗顔料やクレンジング剤は肌に負担をかけ、バリア機能が低下してニキビの原因になることがあります。やさしく、ていねいに洗顔やクレンジングすることを心がけましょう。
睡眠のバランスを見直す
睡眠を見直し、十分に睡眠時間の確保や良質な睡眠を心がけましょう。睡眠不足になると、皮膚のターンオーバーが十分に行われず、古い角質が肌の表面に残ってしまいます。これによって毛穴が詰まりやすくなり、ニキビができる可能性が高くなるでしょう。十分な睡眠をとることで、成長ホルモンが分泌され、新しい皮膚を作り出し、肌の健康維持につながります。また、あご周りは布団や毛布などが接触しやすい部分です。寝具は清潔に保ち、肌へのダメージを軽減させましょう。
食事のバランスを見直す
食生活では刺激の強いものや甘いもの、脂っこいものは取りすぎに気を付けてください。辛いものは胃に負担をかけて腸内環境を乱すだけでなく、汗をかきやすくしてニキビを引き起こす皮脂も分泌します。甘いものや脂っこいものを食べすぎると、皮脂の分泌が増えてニキビの原因になることがあるため注意が必要です。
まとめ
今回は、あご・フェイスラインにできるニキビの原因と対策を紹介しました。
あご・フェイスラインのニキビの原因には、内臓機能の低下・ホルモンバランスの乱れ・マスクなどの摩擦による刺激が挙げられます。
基本的には、規則正しい生活を心がけ、適度な運動と正しいスキンケア方法を実践してください。そうすることで、それぞれのニキビを予防・改善することができるでしょう。
もし、ニキビができてしまっても、決して触らず潰さないように気を付けてください。丁寧なスキンケア方法をおこなって改善を待つことが大切です。
ぜひ、対策を実践し、ニキビのできにくい肌を維持していきましょう。