身体にできるニキビとは？
「ニキビ」といえば、多くの人が「顔にできるもの」と思いがちですが、実はそれだけではありません。背中や胸元、稀に頭皮にもできることがあるのです。 特に背中は皮脂が多く、ニキビができやすいところ。 また、背中ニキビは自分で気づきにくく、ケアしにくいため注意が必要です。 今回は、身体ニキビが出来る原因と、キレイな背中にするためのケア方法をご紹介いたします。
- 身体にニキビができる主な原因
- 身体ニキビ予防の5つのポイント
・身体を洗う順番に気を付ける
・身体の洗い方に気を付ける
・身体もしっかり保湿する
・お風呂上りに背中をチェックする
・衣類や寝具にも気を付ける - まとめ
身体にニキビができる主な原因
まずは身体ニキビができる原因を理解していきましょう。
身体にできるニキビの主な原因は、顔のニキビと同じく、さまざまな要因が関係しています。特に、
- 食生活の乱れ
- 睡眠不足
- ストレス
- ホルモンバランスの乱れ
などが原因となることがあります。
また、背中の皮膚は厚く、ターンオーバーの周期が遅いため、毛穴が詰まりやすい特徴も。加えて身体の中心は毛穴が多く、汗 や皮脂が服を着ていることで蒸れて雑菌が繁殖しやすいことから、注意が必要です。
身体ニキビ予防の5つのポイント
身体ニキビを予防する5つのポイントについて順番に見ていきましょう。
身体を洗う順番に気を付ける
身体ニキビを予防するためには、身体を洗う順番が重要です。
シャンプーの後、すすぎが十分ではない場合、洗剤が残り背中に付着していることがあります。
背中に付着した洗剤は肌への刺激となり炎症を起こす可能性があるため、頭を先に洗ってから身体を最後に洗うようにするとよいでしょう。
身体の洗い方に気を付ける
ついついボディタオルでゴシゴシと洗いたくなってしまいますが、身体も顔と同じく、肌は繊細です。
ボディタオルの化学繊維が肌にダメージを与えてしまう可能性があります。
できればしっかりと石鹸やボディソープを泡立てて手で洗うか、肌あたりのやさしいボディタオルを使用することがおすすめです。
さらに、シャワーの温度が高すぎるとうるおいが逃げやすくなり、乾燥につながる可能性があるため、気をつけましょう。
身体もしっかり保湿する
身体の保湿は、清潔に保つことと同じくらい重要です。
顔も身体も乾燥すると、肌を守ろうと潤いの代わりに皮脂が分泌されやすくなり、ニキビの原因になってしまいます。
そのため、身体用の保湿アイテムを使用して、しっかりと保湿することが大切です。
特に背中は手が届きづらく、ケアが難しい部分のため、スプレータイプのアイテムなどを使用して保湿していくとよいでしょう。
お風呂上りに背中をチェックする
背中は、ターンオーバーが遅く、ニキビができても治るまでに時間がかかります。
夏に薄着になって初めて気付いても遅いのです。
背中ニキビを防ぐためには、定期的に鏡を見て肌の状態や洗剤が洗い流せているかをチェックすることが大切。
気付かぬうちにニキビができていたということが無いように習慣化して背中ニキビを予防しましょう。
衣類や寝具にも気を付ける
衣服や寝具の選び方にも注意が必要です。
通気性・吸湿性の良い衣服や寝具を選び、常に洗濯して清潔を保つことを意識しましょう。
また、良質な睡眠を取ることは、ストレスの軽減や生活習慣の改善に効果的でニキビも予防できます。
清潔な寝具を使用するとリラックスした状態で眠ることができるため、ニキビ予防にもつながるでしょう。
まとめ
身体にニキビができる主な原因は、皮脂・汗・不規則な生活・睡眠不足・食生活の乱れ・ストレス・肌の乾燥・ホルモンのバランスの乱れなどさまざまです。
特に背中は手が届きにくいため、ケアが行き届かないことも。
また、直接見えないため、発見しにくい傾向があります。
背中はターンオーバーが遅く、できてしまったニキビは顔などに比べ治りにくいため注意が必要です。
今回、紹介した内容を実践し、身体ニキビを予防していきましょう。
