研究テーマVol.2
「乾燥くすみ」の正体について研究しました 2 Dec 2022

今回は、みなさまの肌に寄り添いサポートすることを大切にしている、cocktail graphy(カクテルグラフィー)が企画した肌の疑問を解決していく研究コンテンツ、 LAB by cocktail graphy (通称LAB)がお送りする研究テーマ「Vol.2 乾燥くすみ」をご紹介します。

■LABとはどんな企画?

肌のうるおいを保ち、乾燥などの外的刺激から肌を守る、健やかな肌を保つために重要な働きを担っている「角層」は、平均0.02mmと食品用のラップ程度の薄さで非常にデリケート。肌への触れ方ひとつで、普段のスキンケアの効果が大きく変わってきます。
だからこそ、肌に合わせたアイテムを使うことについ意識が向きがちですが、同じくらい毎日の正しいお手入れも大切にしていただきたい!そんな想いからこの企画がスタートしました。

そのお手入れが大切な理由。「なぜ?」を徹底解剖!

「LAB(ラボ)」では、正しいお手入れのTipsのご紹介だけでなく、実際にお悩みを抱えている肌に何が起こっているのかを徹底解剖し、毎日のお手入れも納得感を持って肌と向き合うきっかけをお届けしていきます。

「LAB(ラボ)」は、カクテルグラフィー開発担当の塩谷が所長となり、マイクロスコープやテープストリッピングなどを駆使して、みなさまから多くお声としていただく肌のお悩みは、実際に肌がどのような状態になっているのか分かりやすくお伝えできるよう試行錯誤を繰り返しながら検証を行なっています! ぜひ、みなさまからのご要望もお待ちしております!
■第二回目の研究結果をご紹介

第二回目の研究テーマは、乾燥が深まる季節のお悩みとしてあげられることの多い 「乾燥くすみ」 にフォーカス!

研究テーマ
「乾燥くすみを知っていますか?」


角質をオフするケアをした腕としていない腕の肌印象はどう違うのか、調査しました。
今回はマイクロスコープとテープストリッピングの2つを用いて、乾燥くすみの原因である「古い角質」と肌印象の関係を検証で明らかにしました。

ぜひ動画をご覧ください。



TEST1:
見た目の印象の違いは?

同じ条件で右腕・左腕を撮影しました。
角質をふき取る美容液をコットンに出し、優しく角質をオフした後の見た目の変化を観察。

角質オフのアイテムは様々なものがありますが、乾燥が深まる季節には角質をやわらかくほぐし保湿力も兼ね備えたアイテムがピッタリです。今回は、ふき取り美容液を選びました。

左腕:
角質オフ美容液をコットンに取り、くるくるとなじませてから、やさしくふき取ります。
次に保湿ローションでしっかり水分を与えて、そのまま20分間待ちます。

右腕:
何もしていない、素肌の状態です。

左右の腕を比べてみると、角質オフのケア+保湿ローションで水分を与えた左腕の肌がワントーン明るくなった印象です。これはいったい・・・?一時的な肌印象なのか、角質ケアの効果によるものなのかプラスαで検証してみました!



TEST2:実際の角質の状態は?

テープを両腕に貼って剥がしたものをマイクロスコープで観察。角質の状態を左右で比較しました。
角質ケアアイテムって本当に角質ケアできているの・・・?と疑問に感じていた方は必見です!
セルフケアでは、手で触れた肌の感触で違いを確認されている方が多いと推測しますが、実際の角質はどのような状態になっているのでしょうか。
さあ、一緒にビフォア・アフターを視てみましょう!

左腕:角質オフ美容液+保湿ローションでケアした腕
肌に残っている角質が少ないことが判明しました。角質ケア美容液でふき取りを行ったことで、古い角質をオフできたと言えるのではないでしょうか。

右腕:何もしていない素肌の状態の腕
これは・・・わかりやすいですね。撮影した肌の面積に対して角質の割合が大きく、古い角質が多く残っていることが判明しました。(画像はマイクロスコープ撮影したものを、視覚的に分かりやすくするために色を変えています。)
これをみると、古い角質が残っている状態は白色で(角質)で覆われており、乾燥した砂漠のようにもみえます。

*角層イメージ

LABの結論は「古い角質オフ&保湿がキーポイント」!

乾燥によるくすみを改善するには、古い角質をオフしたうえで保湿ケアをすることがキーポイント!という事がわかりました。角層は10~15層ほどになっており、例えるならば文房具の付箋のように1枚1枚が折り重なっています。これを角質層(角層)と言います。
角層を整えて健やかな肌状態を目指していきましょう!

乾燥くすみが気になる肌に取り入れたい4つのケアをご紹介

改めて「乾燥くすみ」の原因は、肌代謝が乱れて古い角質が肌に居座っている状態です。放っておくと、乾燥の進行につながってしまいます。剥がれ落ちるはず角質が蓄積すると“角質肥厚*” をおこし砂漠のようにヒビ(すき間)ができて、そこから水分が蒸発、乾燥しやすい肌へ。スキンケアをがんばっても乾燥するなと思う時は、これが原因かもしれません。そんな時は、ぜひ角質ケアを取り入れてみてください。

*肌表面の角質が厚く硬くなってしまう状態

1.古くなった角質をケア

今回の検証で使用した角質ケア美容液は古くなった角質をやわらかくほぐし、保湿をしながらやさしくふき取るタイプです。乾燥くすみには角質ケアと保湿が叶うアイテムが高相性◎明るい印象のなめらかな肌を目指しましょう。

2.コットンにもこだわって肌負担の軽減

肌への摩擦はNGです。ぜひコットンにもこだわってみてください。おすすめは、ふかふかの大判コットンでクッション性と高さのあるもの。肌ざわりがなめらかな事も欠かせないポイントです。
摩擦レスを意識して、ふき取りをしてみてくださいね。

3.うるおいで満たしてしっかり保湿

保湿力が高いタイプのローションで肌のすみずみ*まで、うるおいで満たしましょう。 手のひらにとり、やさしく顔にのばします。両手で頬を包み込み、内側から外側に向かって引き上げるようになじませていきます。最後に、肌を包み込むようにハンドプレスをすることで肌への浸透感が高まります。コットン付けが推奨されている化粧水の場合は、コットンの中心だけでなく、全体に液を染み込ませて肌摩擦がおきないよう配慮するのも大切なステップです。

*角層まで

4.美容液×乾燥くすみケア

美容液をプラスで取り入れて肌に美容成分をチャージ!なめらか肌を目指しましょう。たっぷり保湿されたキメの整った肌は、明るい肌印象となります。
使い方のコツは下から上へくるくると円を描くようにすることです。摩擦や圧力をかけないよう、包み込むようなタッチで優しくケアします。

リアルタイムで自分の肌状態を確かめてみたい・・・?
LABを企画したカクテルグラフィーをご紹介します。

カクテルグラフィーは自宅で肌測定ができるデバイス「スキンミラー」から得られる肌データに合わせて、 3本の美容液が届くパーソナライズスキンケアサービスです。
AIカメラ搭載のスキンミラーデバイスはオルビスが独自に開発した、様々な解析技術を搭載しています。

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「肌測定データ」「居住地域の天候データ」「肌の悩み」「生活習慣データ」を総合的に解析し、数百通りの組み合わせの中から「あなたのため」に選定した3本の美容液を月1回お届けいたします。
そのほか、肌の状態に合わせたお手入れ方法やスキンケアアドバイスを専用アプリ内で配信しております。
cocktail graphy(カクテルグラフィー)とは、皆さまの日々の肌ケアに寄り添うスキンケアパートナーなのです。

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