ルーティンを繰り返すことで
自分らしさを発揮する Miyako Takayama, 18 Jun 2021

ランニングも料理もずっと続けていること。私は器用ではないから、いろんなことに挑戦して冒険するよりも、ルーティンを繰り返すことのほうが性に合っているんです。

ルーティンだと思うと飽きてしまうかもしれないけれど、それが楽しみになったら生活に抑揚が生まれると思う。例えば、ランニング帰りに近所のお花屋さんで季節のお花を購入してみたり、立ち寄ったお店で買った旬のお野菜で新しい料理を作ってみたり。ルーティンという限られたものの中でも、新しい発見や楽しみが必ずたくさんあるんです。

それにルーティンを続けることは、自分自身と向き合う時間にもなります。今年の春に引っ越しをしてから、以前よりも部屋の空間作りにこだわるようになりました。まだまだ勉強中だけど、家づくりにも自分のバランスがあって、自分のちょうどいい空間がわかるようになってきたんです。そうやって繰り返し続けていくことで、自分のことがわかってくる。だから私は、向いていると思ったことはとことん続けてみます。

PROFILE

高山 都
1982年生まれ。大阪から上京後、雑誌を中心にモデル業を開始し、ドラマ出演から女優業、そしてラジオパーソナリティ等でも活躍する。趣味は料理、マラソン、お酒など。Instagramのハッシュタグ「#みやれゴハン」では日々の料理や器などを発信している。
現在2年の歳月をかけて誕生した自主制作写真集『KALEIDOSCOPE』が発売中。